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埼玉の余話
コラム歴40年、埼玉の政治文化を知り尽くした編集長によるスパイシーコラム
新着記事
- 「俺は偉い!」議員の質(2017年08月14日)
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山梨市の市長が逮捕され、辞職した。まだこの事件は奥が深いと言われている。鶴ヶ島の市長は3期。4選出馬確実とされていたが不出馬となった。色々な噂がたって本人も腹をくくったのだという。隣に近い市では県会議員が想像を絶するほどの暗躍をしているという。中央も地方も政治家という人種の劣化は酷いものがある。共通して言えることの一つに、皆良識も常識もあまり持ち備えていない…
- 補欠選と世襲制(2017年08月10日)
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どうもわからない。県議の補欠選挙だ。あれだけ世襲制を批判してきた民進党が、曾祖父、祖父、実母と大宮地区の政治家の一家を公認して、必死になっている姿が何ともわからない。そして自民党の受け皿となるのは民進党しかないと訴えている。断言しては失礼だが、受け皿だと思っているのは民進党内のウズの中にいる人だけで、よほどの大手術をしない限り不可能だと思う。だからこそ民進党…
- 一人の男と鉄道一家(2017年07月25日)
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南5区(大宮地区)の県議補選が静かだが、かなりの動きが水面下で渦巻いているようだ。民進党の枝野氏が動けば動くほど、反民進勢力が自主投票という名目で、無所属候補を支えているようだ。大宮は昔から鉄道の町で初代市長も有名な鉄道の人だった。そのひ孫君が民進党という列車に乗っかって「やあやあ」と時の声をあげた。声を発すれば必ず反対ののろしがあがるのが世の常だ。今回の戦…
- 県議補欠選挙と無党の民(2017年07月21日)
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著名な選挙プランナーのN氏が都議選の予測をたてた。結果はことごとくはずれた。また自民党の余熱を信じていた。百合の香を少しなめていた。百合の香は強烈だった。無党の民はその香に酔いしれた。その後の世論調査は安倍内閣の支持率を大巾に減らし、無党派を大巾に増やした。8月は大宮の県議補欠選挙だ。下がりっぱなしの民進党は若い候補、しかも大宮では知名度高い青年をひっぱりだ…
- 録音恐怖症(2017年07月06日)
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豊田さんという方が録音文化をつくったようだ。秘書達はテープレコーダーをもって国会議員の仕事をすればよい。豊田流の凄いパワハラはなくなるだろう。親分は少し秘書達に安心できない。テープが刃になって親分にむかっていくからだ。そのぶん、親分と秘書の人間関係は薄れ、信頼関係もなくなってくる。こんなんで政治の仕事ができるのか。はやくも録音文化?発祥の地埼玉では録音恐怖症…
- 山口泰明さんという代議士(2017年06月12日)
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本当はたいめいではなくやすあきと言うんだそうだ。しかし、完全にたいめいさんなのだ。 埼玉選出の代議士でたいめいさんといえば知らない人はまずいないほどの顔の広さなのだ。顔の広さ?このくらいあいまいな言葉はあるまい。 広さはその人の実力を表さない。人脈の広さと深さは二つそろってはじめて実力者の資格を得るのだ。たいめいさんは、まさしく人脈の広さと深さの実力者と…
- 都民ファーストと市民ファースト(2017年05月19日)
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都民ファーストの小池さんも少し色あせてきたようだ。行政が進まないからだ。それに対して、雰囲気的には自民党に勢いが少しついてきたようだ。 要は、ポーズやかけ声では政治はできないし、やがて、そのメッキがはがれてしまう。 そもそも都民ファーストの意味がわからない。自民党が都政をしきってきたといっても、それは、都民を忘れたり、置き去りにしてきたのではない。強いリ…
- 現役はいつも危機(2017年04月28日)
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吉見町の町長選は11票差で現役が負けた。しかも当選が絶対視されていた。名門で、学歴もあり、経歴も輝いていた。しかも対抗馬はすべて現役とは真逆だったといっていい。それなのに何故か。 戦略の失敗と油断が勝敗の決め手となるのは多々ある。さらに、勝とうとするなみなみならぬ意欲、一生懸命さが、有権者の心を動かすのが選挙だ。 選挙に限らず、油断と現役であるが故…
- 政治家の見識と胆識(2017年03月21日)
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政治の劣化は述べるまでもないが、地方議会のお粗末さは目を覆うばかりだ。 例の百条委員会。一体何がでてきたというのか。はじめからわかっていたとはいえ、この百条委員会は都議選へのパフォーマンスいがいの何ものでもない。委員の勉強不足、質問力の無さにはあいた口がふさがらなかった。人間の頭脳の優劣は質問能力に表れることが多いといわれるが、大いにうなずける。そんな中で…
- 埼玉自民党の無責任度(2017年03月03日)
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地方自治や地方政治は民主主義の学校といわれる。例えば、東京都政と埼玉県政をみていると勉強になる。小池さんが知事になって、いままで大手を振っていた自民党がボロボロになっている。そして、ドンも区長選の責任をとって辞任の意向を示した。あくまでこれはパフォーマンスだという見方もあるが、責任をとるということは政治家の大事な要件だ。都知事選で負けた時も、幹事長を辞した。…
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