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埼玉の余話
コラム歴40年、埼玉の政治文化を知り尽くした編集長によるスパイシーコラム
新着記事
- 上田県政と小池都政(2016年09月02日)
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上田知事は今、4期2年目。前回の選挙でも自民候補にダブルスコアに近い票差で圧勝した。しかし、自民県連は誰も責任をとらず、逆に上田氏にまったくの非協力態勢をとりつづけている。知事を無視する戦法だ。二元制がまったく機能されず、県民はおきざりにされている。 こういう時、埼玉選出の国会議員は何をしているのか。誰も調整をすることができない。正直、国会議員は県連に…
- リーダーの采配(2016年08月19日)
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今年の甲子園は監督の采配ミスが目立っている。優勝候補NO1だった大阪の履正社の敗退も明らかにピッチャー起用のミスだった。相手の常総学院のプライドに火をつけた。あわてて履正社はエースを立てたが、あとの祭りだった。 一方、埼玉の花咲徳栄高校も優勝候補として注目されていたが、ピッチャーの起用をまちがった。エース温存策だったと弁解しても勝負は結果だ。口の悪い甲子園…
- 山口敏夫さんの失楽園(2016年08月02日)
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都知事選に出馬した元労働大臣山口敏夫さんは見事に落馬した。しかも21名中、半分にもいかなかった。おそらく山口さんには落馬の痛みもなかったにちがいない。もう痛みはとっくの昔にマヒしてしまっているからだ。マック赤坂さんは「どうだい、俺は労働大臣までやっつけたぜ」とほくそえんでいるだろう。きっと。 山口さんぐらい華々しい過去をもった人はそうはいまい。26歳で代議…
- 小さな巨人と上田知事(2016年07月26日)
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本県出身の小さな巨人だった山口敏夫氏と上田知事は、深い仲だった。上田知事は大きくを語らないが、山口氏が新自由クラブを結成した時に、上田氏も入党。新自由クラブの職員をしたり、秘書的な仕事にもたずさわっていた。山口氏の引力に魅かれた人達の1人だ。上田氏のある意味では師でもあり、山口氏の活躍の場が、そのまま、上田氏の政治的ふる里でもあった。しかし、その後の山口氏の…
- 埼玉の参議院選雑感(2016年07月12日)
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参議院選、埼玉選挙区は自民、民進、公明が勝利した。自民の関口さんはダントツ圧勝だった。 共産党の伊藤さんははじめ有利のように伝えられていたが、公明の西田さんにはなされた。自民党の肩入れがすさまじかった。やはり安倍さんには公明との二人三脚になみなみならぬ執念があった。行先に憲法がある。公明は例によって憲法改正に一歩引いているかのような姿勢を示しているが、おさ…
- 政党は知恵ある存在であるべし(2016年06月28日)
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さいたま市議会議員の某氏が、いきまいている。 9月にさいたま市長選挙候補者を必ず出すということらしい。それはそれでいいが、さいたま市の市議会も、以前と違って自民党が地盤変動がある。その証拠に先の副市長選出でも自民党は割れたという。地方政治はあまり、政党制を前面に出してくるのは地方自治のたてまえからいっても好ましいことではない。党派を超えて住民のために奉仕す…
- 参議院選と野党の不思議(2016年06月13日)
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参議院の選挙の前削戦がはじまった。はたして参議院は日本にとって必要なのかという議論はさておき、今回は一強自民対野党連合という構図だ。 先日、浦和駅西口で民進党がビラを配っていた。「何故、共産党と組むのか?」という問いに県会議員のKさんは笑って答えなかった。というより、答えられなかったという方があたっているかもしれない。憲法観も自衛隊観もまったく異なる政党と…
- 参議院選余話(2016年05月19日)
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おそらく参議院選は7月になるのだろう。自民党の一議席はまず大丈夫だろう。民進党もまぁ、いいのだろう。しかし、埼玉は別として他地区で共産党と組んでまで勝利したいのだったら、問題点は深い。憲法問題も、天皇制も安保法案も違う党と組んで、勝ったら参議院という良識の府はもはや、その名は消滅するのではないか。共産党は一党で戦うからそれなりの意識があるのだ。いまだに革命を…
- 横文字満開(2016年05月12日)
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まちが「アート」につつまれる3年に一度の国際芸術祭を「トリエンナーレ」というらしい。イタリア語だ。「オオ・トトトパルチョトトトパルチョ」ってなんだっけ?さいたま市のはなしだ。市議会議員が「レガシー」を残すためには?と質問すれば「EVバス」や「BRT」でつなげたいと執行部。さらに市長は「LRT」の導入をはかりたいと言う。さらに、大宮駅周辺の「インフラ」整備。さ…
- 時の人 舛添都知事の48回(2016年05月02日)
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舛添要一さん(67才)が時の人となっている。年間48回しか湯河原の別荘に行っていないのに。経費対効果と言う面でいえば、別荘は足を運ばなかったら、とても元は取れない。だからこそ、別荘の湯船につかると、足が伸びていいとシャレた。 もう論外だ。人は身分や立場をわきまえなかったら当然批判されるし、落語以下となる。公人にして権力者がこの人の立場だ。自ら政治家はトップ…
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