コラム
読み応え満載 クオリティ埼玉の充実のコラム
埼玉の余話
コラム歴40年、埼玉の政治文化を知り尽くした編集長によるスパイシーコラム
新着記事
- 議員の報酬と数にメスを!(2015年12月24日)
-
県議議員も市議会議員も非常勤。定例会は年四回。一回の議会出席は平均十五日以下だ。年六十日で給与は県議で月額九十四万円。 ボーナス四百五十万円。調査費は五十万円。その他に一日出席ごとに約一万五千円をもらえる。しかも非常勤だ。非常識だ。 貧困者がますます増加していく中で、おかしくないか。働けばそれなりの報酬といっても、非常勤では限度がある。しかも権力という付…
- 県議会はこれでいいのか(2015年12月16日)
-
地方議会は委員会で細かな審議をすることとなっている。ようするに委員会重視主義が地方議会の本姿だ。それがいつのまにか、予算委員会なるものが登場してきた。今の上田知事が就任した頃だ。予算委員会で知事を少し苦しませようという魂胆があったようだ。ところが、この予算委員会が逆に知事の弁舌と有能さを表現する場となってしまった。知事選で四選を勝ちとった知事に、今度は答弁さ…
- 政治家、政党の反省力(2015年11月27日)
-
いい加減な男が心にもなく「反省します」という時ぐらい虫ずが走ることはない。 何故ならその場しのぎの用語とし、「反省します」を吐いているようなものだからだ。何かの時によくある言葉の風景だ。 反省とは深い言葉だと思う。それは二度と同じ過ちをしないという強く深い覚悟があっての言葉であり言動であるからだ。どんな一流の人達も人生において一度や二度は失敗をしてい…
- みんなの党で再スタートの行田女史(2015年11月20日)
-
参議院議員の行田邦子さんが今度は「みんなの党」で再出発した。「みんなの党」は解党してすでに無と帰していたのに「何故?」と首をかしげたひとは多かったに違いない。行田さんといえば、いかにも上品でしかも美人の政治家で、党派を超えてその人気度は高い。しかも「美しき引越屋さん」という異名まで輝いている。民主党、みどりの風、みんなの党、日本を元気にする会、等。 さ…
- 質の高い議員を選ぼう(2015年10月26日)
-
統一地方選が終わって約半年が過ぎた。新しくバッチを付けた彼らは何を考えているのかということは、実に興味深い。 ある新人は、「何も考えていませんし、何もわからない。ただ、バッチを付けたかった。」と言っていた。また、他の新人は「企業に就職するのは難しいので、それだったら全戸を歩いて頭を下げ、当選すればボーナスも含めて600万円以上の収入になるので、いい就職先だ…
- 大手の工事とチェックの不在(2015年10月23日)
-
大手の旭化成、三菱等々、大手がからんだ工事がとんでもないインチキだということが白日の前にさらされた。 通常考えられないことが、当たり前のように起きているこの現実は、まさに恐怖といってよい。 責任者がお決まりの謝罪をしても事はおさまらない。問題のひとつに、チェック機関の不在がある。正直いって、役所にその力はないというのが現実だ。 ある県庁の技術者OBが嘆…
- 所沢市長選で感じること(2015年10月13日)
-
所沢市長選で気になることが二つある。一つは現職の藤本さんの姿勢。人気のある市長だが、どうもその政策に唯我独尊を感じさせてしまうきらいがあるからだ。保育児童の件も、学校のエアコン問題についても「俺がやることにはみんなついてくる」というような錯覚と気負いが見えかくれして残念だ。選挙選では充分、その辺を気をつけて、本人の本意を伝えていくべきだ。一方、対抗する側の並…
- 埼玉大学余波(2015年10月09日)
-
梶田さんのノーベル賞受賞は日本人の名誉であることはいうまでもないが、埼玉県にとってこれ以上の名誉はないだろう。特にさして特色もなく、ダサイタマなどと揶揄されてきただけになおさらだ。さらに、埼玉大学卒業ということも意義深い。東大や京大がノーベルコースだったのが地方大学の埼玉とくれば、最大の慶事だ。一方の受賞者大村さんもこれまた地方の山梨大学だ。 社会は決まっ…
- 注目されている浦和倶楽部(2015年10月05日)
-
知事選が終わり、次は来年の参議院選が待ちうけている。そしてその約1年後は政令市さいたま市長選だ。 そんなおり、浦和の一等地に会員制の浦和倶楽部なるものが発足した。 メンバーは前さいたま市長の相川氏をはじめ相川氏のブレーン、有力支持者で固められている。入会の案内には「ここにつどいわが街の未来を語る」とあり、続いて「私達は政令指定都市さいたま市のさらなる発展…
- 民意と県政(2015年09月30日)
-
「民意」ということがちょっとした話題になっている。 民の意志、国民の意志、有権者の意志・・・別に難しい意味はない。しかし、民意のとらえ方に問題がある。 安保法案反対のデモが3万~5万人で国会周辺をねり歩いた。そして主催者側は10万とも、12万とも発表した。そしてそれをとらえて反安保の立場に立つ国会議員達が民意の多数は安保法案反対だと言った。加えて世論調査…
新着ニュース
- エルメスの跡地はグッチ(2024年11月20日)
- 第31回さいたま太鼓エキスパート2024(2024年11月03日)
- 突然の閉店に驚きの声 スイートバジル(2024年11月19日)
- すぐに遂落した玉木さんの質(2024年11月14日)
特別企画PR