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埼玉の余話
コラム歴40年、埼玉の政治文化を知り尽くした編集長によるスパイシーコラム
新着記事
- 埼玉の余話2014.12.3「選対本部」(2014年12月03日)
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この冬ざれの時に選挙がはじまった。勝つか負けるかだけが選挙だ。 勝つためにはまず候補者のイメージと人間的魅力が必須だ。 県会議員が何人味方についたか、市議会議員が何人ついたかは参考にはなるが決め手にはならない。とにかく、それ等をしのぐパワーが一番大事だ。そして参謀本部、選対本部だ。参謀は時代を読み、情況を適確につかめる能力がなければ失格だ。 常に候補者…
- 埼玉の余話2014.11.28 「政治家にとって言葉は生命だ」 (2014年11月28日)
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来年の統一地方選にむけてポスターが張り出されてきた。今、一番驚いているのは独りで感激や感動している人のポスターだ。人格は人間の基本だが、恩を受けた人達に対して平気で悪口を言い続けている候補者に対して「どうしてお世話になった人達や、自分を養ってきてくれた恩人に、あの人は大悪口を言いふらすのか考えてしまう」と現職の国会議員が困惑表情を隠しきれず嘆いていた。看板に…
- 埼玉の余話2014.11.21 「選良達のいない議会」(2014年11月21日)
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県議会議員も市議会議員も選良といわれる。 この選良という聞きなれぬ言葉の意味は重い。選びぬかれたすぐれた人達をいう。しかし残念ながら選良ということを自覚している人はほんの一部にすぎない。2期、3期と続けると、どうしても執行部である首長や部長達と右手で握手、左手でおどし的な作法を身につけてきてしまう。何かというと、“俺達の言う事を聞かなかったらどうなるかみて…
- 埼玉の余話2014.11.14 「選挙でニコニコして」(2014年11月14日)
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どうも地方議会がおかしい。さいたま市議会のある会派が、ある政治家の出入り禁止をさせた。その政治家が悪事に走ったのではない。この政治家の主催する会で自分たちの気に入らない政治家にあいさつをさせたからだという。こんな話は前にもあった。国会議員を呼びつける、部課長をよびつける。国会議員を選んだのは市民の筈だ。部課長は、市長や知事の部下だ。思いあがりもはなはだしい。…
- 埼玉の余話2014.11.6「幇間政治の勧め」(2014年11月06日)
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先日、村井代議士の結婚報告のパーティが開かれた。1200名の参加でにぎわった。奥様はすでに妊娠7ヶ月。才色兼備の素敵な姉さん女房。それはさておき、参加したいわゆる政治家達の大変なこと、米つきバッタのようにペコペコ頭をさげてアルコールをつぎまわっていた。なんだか政治家って男芸者だなというつぶやきが聞こえてきて思わず得たりと苦笑いをしてしまった。 しかしまてよ…
- 埼玉の余話2014.10.8 「捨てられてもあなたが好きよ」(2014年10月08日)
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「存在は行動にあり」一級建築士の吉岡氏(仮名)は胸をはって言い切った。 何のことはない。人は行動してこそ意味があるということだ。思いを即、行動に移すと陽明学は説くが、言行の一致する人はあまり多くないのが現実だ。その根拠に議員のパンフをみると面白い。絵に描いた餅が多すぎる。 有権者も有権者だ。「何といっても政策をみなきゃ」とさも、もっともらしく言っている人…
- 埼玉の余話2014.10.1 「二十五歳からの手紙」(2014年10月01日)
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政治を若い者に託したい。と思うほど青くはないつもりだが、全体の二割程度は常に若者がいることの方が良いと思う。健全な姿といっていい。 七期も八期も議会に席をおき続けて、何ら県や市や将来のために生命を燃やす事が不可能になってしまった老議員は醜悪以外のなにものでもない。老害はゴメンだ。しかし、何ら経験をもたない青さだけの議員はやはり若害としかいいようがない。政治…
- 埼玉の余話2014.9.25 「情けというトロッコ」(2014年09月25日)
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みんなの党の内紛はかなり根が深い。渡辺喜美氏の「みんなの党、与党論」は彼の哲学であり信念だからだ。 しかしみんなの党現執行部は野党の結集を唱えていてまとまる訳がない。そもそもみんなの党はみんなではなくて渡辺の党である筈だ。だが渡辺氏は気の毒にみんなからそっぽをむかれて皮肉なことに渡辺個人商店そのものになった。この商店主は少し行儀が悪くて金銭のトラブルで信用…
- 埼玉の余話2014.9.17 「俺が俺がのこと」(2014年09月17日)
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9月定例会で来年の県議会議員の選挙区が調整され新たな選挙区に統合される。 そういえば、まだ一期生の県議会議員のAさんは難産の末、やっと政界にうぶ声をあげた。しかし、うぶ声がすっかり自慢ののどとなった。「俺が俺が」といつも歌っていて、支持者への感謝をすっかり忘れてしまった。「もうやらない」と多くの人が言い出した。早くも対抗馬が出馬の準備をしだした。若くてイケ…
- 埼玉の余話2014.9.8 「川越市と二世」(2014年09月08日)
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川越市を一言で表せば歴史と伝統の街だ。江戸時代から穀倉地帯として農作物を江戸へ運んだ。舟運が栄えた。新河岸川は細い流れとなって昔をしのばせている。 また、江戸と川越は文化の交流もあった。川越が城下町として栄えた背景には、この江戸との交流の深さが大いに関係している。 先日、日本の地方都市の半分は消滅するという発表があった。東京の池袋では早速手を打ち出した。…
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