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埼玉の余話
コラム歴40年、埼玉の政治文化を知り尽くした編集長によるスパイシーコラム
新着記事
- 埼玉の余話2014.9.5 「先生とクモの糸」(2014年09月05日)
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政治家の失敗は全て自分のうしろ姿を写す鏡をもたないところから出発している。 近頃の号泣議員をはじめとした地方政治家達の失態は目を覆うばかりだ。ある県庁の幹部は断言した。「相手に尊敬心を持たず、自分に謙虚さをもたぬ人はもはや議員さんとは呼べませんね」と。しかし、県庁職員はそんな議員でも先生、先生と頭を下げているのだ。だから、余計地方議員は調子にのって舞いあが…
- 埼玉の余話2014.8.20 「議員の資格」(2014年08月20日)
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地方議会の腐敗が表に出てきた。全ては氷山一角に過ぎない。そもそも議会の質が悪過ぎる。議員は選ばれたる者。すなわち選良だ。しかし、この名に相応しい人は極少数だ。 人間的修行や修養に乏しく、地方自治の何たるかを全く知らぬ人が立候補し、かなり低い競争力で勝ち抜いてしまうからだ。人間的魅力や人間としての成熟さに乏しい人が、競争力も低く、それなりの収入をえられる権力…
- 埼玉の余話2014.8.14 「神は細部に宿る」(2014年08月14日)
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神は細部に宿るという。些事に宿るともいう。要は細かいことをおろそかにしてはならないということだ。上に立つ者はあまり細かい事にまで指示をしたり、注意をしては人はつかないが、但し細かいことにもいろいろあって時には重大な意味が隠されていることがあるものだ。 それをおろそかにしてはならないという教えなのだが、もう一つ。人の気持ちの微妙さを忘れていてはならないという…
- 埼玉の余話2014.7.20 「人生はタイミングだ」(2014年07月20日)
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人生はタイミングだ。昔、都はるみの唄に〝三日遅れの便りをのせて船はでてゆく・・・″というのがあった。もしそれが三日遅れの恋文だったら、効をなさないだろうに・・・。なんて真剣に考えたりしたことがあった。 事実、手紙の返信が遅れたり、電話をするのを延ばしたりして大事な人間関係や商談が失敗してしまった例をたくさん見てきた。現代ではメールだ。この返信に失敗すると相…
- 埼玉の余話2014.7.3 「増長という性」(2014年07月03日)
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どうも人間という生物は増長する性からは逃れられないのかもしれない。 埼玉県議会の動きも、おかしすぎる気がしてならない。七百万県民の負託と責任をもたされているのにそのふんいきすら感じられない。知事の集会への禁足令。そして、旧大宮市役所跡地交換についても、権力をかさにきた貧しい姿を露呈しすぎてはいないか。しかもおそらく一人の人間の指示によって、選良達が右へなら…
- 埼玉の余話2014.6.26(2014年06月26日)
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ヤジが世界の話題になってしまった。 「早く結婚しろよ!」の主は名乗りでて会派を離脱。新しくつくった一人会派の名称は〝都議会再生〟ときたから笑わせる。まあ、それはさておき「子供を産んでみろ」とか「産んだことがないのか」等のヤジは何とも女性をナメた下劣この上ないヤジだ。しかし、ヤジ以上にセクハラだ。セクハラヤジとメディアは報じているが、完全なるセクハラで、ヤジ…
- 埼玉の余話2014.6.19(2014年06月19日)
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国会議員の秘書をやめた後の生き方はそれこそ、人それぞれだ。肩書を生かして地方議員になる者、会社の顧問になる者、選挙のたびに渡り歩いて選挙参謀になる者等々だ。 しかし一番惨めなのは、秘書と言っても、それこそ使い走りを主たる務めとしていた人達だ。選挙実務の経験もないのに、依頼する側は錯覚していて事務局長なる重職にあがめ立ててしまう例がかなりある。先生という呼称…
- 埼玉の余話2014.6.12(2014年06月12日)
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ある国会議員が引退して、まるで地元とは関係ない男を後継者にした。というより、してしまったという方が適切かもしれない。 しかし、この御仁まるで世間がわからない。電話ひとつとっても昨日まで頭を下げていた支持者に、「○○だが、これをしておいてくれないか!?」というような対応をする。若くて未熟だからと後援会幹部は嘆くが、おそらく、この国会議員は直るまい。自分が一番…
- 埼玉の余話2014.5.15(2014年05月15日)
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あと一年を残すまでもなく、統一地方選がやってくる。県会議員も中味の薄い恋文のようなビラや、リーフレットをつくりはじめているようだ。ある県会議員、といっても、民主党の諸氏に言いたいことは〝何故、あなた方は、民主党の株の値下がり方がすでに立ち直ることも難しくなっている時なのに、人の心を打つような反省心と反省文を世間にひろめられないの?〟という疑問だ。そしていたず…
- 埼玉の余話2014.5.5(2014年05月05日)
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衆議院の選挙制度のあり方も、参議院の存在そのものの在り方も主権者たる国民は真剣に考え、勉強する時にきていると思うが、参議院議員という役職も結構大変だ。どこかに選挙があるとかけつけなければならない。少なくともかけつけるふりをしなければならない。例えば一方の候補者には第一秘書、地方の候補者には第二秘書という具合に。そしてあげくのはては両候補からひんしゅくをかって…
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