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埼玉の余話
コラム歴40年、埼玉の政治文化を知り尽くした編集長によるスパイシーコラム
新着記事
- 埼玉の余話2013.6.4(2013年06月04日)
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秘書のはなし。例えば知事なり国会議員の代理で秘書が挨拶する時には二通りある。宴席やくつろいだ会合の場合、秘書は代理出席をまず詫びて軽いスピーチをすればよい。しかし、多くの人が参加する会合では、しっかりと原稿を用意し代読することがしきたりといってよい。こんな時、秘書が堂々たる演説をしてしまったら、多くの場合顰蹙(ひんしゅく)をかってしまうのが世の常だ。先日、上…
- 埼玉の余話2013.5.28(2013年05月28日)
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橋下さんという人が、またまた物議を醸している。慰安婦問題だが、ここでは論じない。この人の政治家としての資質を問いたい。政治家はまずその責任の重さを知らなければならない。世間を相手だから、言い訳はきかない。そして、その姿を信じて従ってきている同志や部下は一人の政治家の発言で人生まで変えられてしまうことを自覚しなければならない。そもそも、一つの都市の市長がどうし…
- 埼玉の余話2013.5.9(2013年05月09日)
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選挙はいうまでもなく、国や市町村の運命を決める大イベントといって過言ではない。しかし、一方でそんな理性的な面だけでは表現しがたい不思議な熱気と人間の醜悪がすっかりあぶりだされるフィールドでもある。例えば、県議会議員を志した一人の男がいたとする。この人は自民党とか民主党とかのわく組を越えたところで人様の御世話になっている筈だ。要するにまずは人間対人間の信頼の中…
- 埼玉の余話2013.4.25(2013年04月25日)
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政治家のレベルがこんなにも低いものかとあきれているが、我々有権者が低さの牽引者なのだ。例えば先日の飯能市議会議員選挙が如実に示している。飯能市議会の保守系といわれる大多数の議員は、2年前の県議選にからんで検察へ書類送検されている。多分に怪しい人達だった。しかし、今回の選挙では堂々と出馬して、堂々と当選をはたしている。選ばれたる者は選良と呼ばれる。選良と呼ばれ…
- 埼玉の余話2013.4.4(2013年04月04日)
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小選挙区制という制度は極端な話、半分が死に票になってしまう。自分の投じた票が意味をなさないということは選挙そのものが無意味なものになってしまう恐れがある。さらに小選挙区制とはその名の通り、小さな選挙区から選ばれてくるから人物も又、小さくなりがちだ。そして、ちょっと大きな都市の市長と同格になる。どっちが偉いということではないが、国政の場に立つ者としては何んとな…
- 埼玉の余話2013.3.1(2013年03月01日)
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中森さんという人が又市長選に出馬する。さいたま市の選挙だ。自民党がモタモタしているから、彼女としては先制パンチをくれたのかもしれない。すでに自民党に推薦依頼をだしているらしい。一方自民党も、といってもあくまで県連の一部のコメントだが「中森氏がでても大勢に影響はない」と知らぬ顔の半兵衛をきめこんでいる。さらにさいたま市議団のボス的存在といわれている青葉氏も、一…
- 埼玉の余話2013.2.21(2013年02月21日)
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自民党主党の埼玉県連。といっても国会議員は入っていない。県議だけの幹部がさいたま市長選に県連幹事長で県議の長沼氏を出馬させることで一致した。ところが、その後の埼玉県議会の自民党県議団の会議では長沼氏の“な”の字もでなかったらしい。そもそも、さいたま市長選は5月、自民党にとってもっとも重要な参議院選は7月。たった2カ月目に天下分け目の参議院選を控えているのだ。…
- 埼玉の余話2013.02.06(2013年02月06日)
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2月3日の越生町長選は、既報の通り、新人で前教育長の新井氏が勝った。現職だった田島公子氏はたった1期で散った。失礼ながら田島氏の風評はかんばしくなかった。悪い意味での女性らしさが職員の志気を失わせた。悪い意味での女性らしさという表現はこの際適切でないかもしれない。女であるがゆえの欠点といった方がいいか。とにかく感情的で狭量。政治や行政に対する未熟さ、等々。も…
- 埼玉の余話2013.01.29(2013年01月29日)
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世の中がすべからくステレオタイプ化しているようで淋しい。体罰があれば評論家達がこぞって体罰はもってのほかと言い放つ。テレビの司会者も、ある一定のステレオタイプ化した答えを用意していて、その方向へと上手く誘導していくから、その通りになる。そして一見落着。 体罰は法で禁止されているという。法で決められていなくても体罰は良いと表面きって言えないのが体罰というもの…
- 埼玉の余話2013.01.03(2013年01月03日)
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民主党の新年を心配している。余計なお世話といってしまえば、それまでだが、どうみてもこの党には猛省がない。埼玉県の県議会議員もさいたま市の市議会議員も敗れたあと、枝野氏を党首にと本気?になった。しかし、例によって、何の波紋も生まれなかった。発想と反省がないからだ。今は、党首のことよりも彼等自体が、この党の行く末を真剣に考える時だ。ほとんどといっていいくらいリア…
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