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埼玉の余話
コラム歴40年、埼玉の政治文化を知り尽くした編集長によるスパイシーコラム
新着記事
- 埼玉の余話2013.01.01(2013年01月01日)
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年が明けた。み年だ。ヘビの年だ。人生は蛇行の連続だ。良いではないか。蛇行もせずに、ひたすら真直ぐな人生や人間なんてありえないし、味もない。人は蛇行によって、今まで知らなかった事にぶつかり、傷つき、そしてその傷が人間の大切な厚みをつくってくれる。かさぶたの多い人間は魅力的だ。晴ればかりで日影を知らない男は恐い存在だと誰かが言った。日本という国も傷だらけだ。しか…
- 埼玉の余話2012.12.31(2012年12月31日)
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今年も会社の倒産は後を絶たなかった。それぞれの事情はあったに違いないが、S社の倒産は各社が他山の石とすべきだ。経営者の驕りだ。他人の言葉に耳を貸さない。「俺が」の精神が身体中を侵していた。当然側近はゼロ。総務部長という名の茶坊主がいたが、意見はまったく言えない。言わない方が身が安全だからだ。組織が生き残るための要締は賢く、確かな側近がいることだ。俗にいう参謀…
- 埼玉の余話2012.12.24(2012年12月24日)
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約3年前、当選した民主党のA氏が有頂天になった。威張りくさった。車のすれちがいの困難な道で怒鳴った。「おい!俺を誰だと思ってんだ!国会議員のAを知らねえのか!」と。あまりのひどさに一部のマスコミも書いた。しかし、今の議員なんてこんなものなのかも知れない。何しろ、見識も胆識もない輩が、小選挙区という狭いフィールドで1位だけを争うのだから、何が何でも政党のハチマ…
- 埼玉の余話2012.12.20(2012年12月20日)
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今回の総選挙で落選した先生も気の毒だが、秘書の諸兄は惨めだ。特に国費でまかなわれていた人達はどうするか。ボーナスを含めて年間1000万円近くを手にしていた政策秘書を筆頭に、あと2人の公設秘書は一気に文無しとなる。そんな彼等を見込んで秘書あっせんを商売にしている会社まである。3年前、民主党が圧勝すると、敗れた自民党の代議士を離れて民主党に駆け込んだ節操のない秘…
- 埼玉の余話2012.12.06(2012年12月06日)
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浦和に来た野田総理大臣という人の演説を聴いた。 この人には恥じらうという日本人の美徳をまったく持ち備えていないことがよくわかった。“前へ”と叫んだマニフェストやらの実行もほとんどできず、マニフェストやらに載せていなかった消費税のアップを命がけで実行した。3年前、選挙演説で彼は言い放った「マニフェストに掲げたことは必ずやる!マニフェストに書かれていないことは…
- 埼玉の余話2012.11.26(2012年11月26日)
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橋下徹氏にはやはり不快感をもっている。 頭脳はそれなりの評価をしているが、どうも下品だ。 なかば公のディスカッションでTPPについて「やるまえにパンツをぬぐようなもんだ」と発言したことには正直げんなりだ。 石原慎太郎氏が、「次は橋下さんに党首を譲っていく」と公言したが、こんな下劣な人に国を任せられるだろうか。橋下氏はちょっと前にも、下半身に関する問題を…
- 埼玉の余話2012.10.23(2012年10月23日)
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埼玉県議会自民党にはA組、B組というのがあって、A組が佐久間氏や野本氏を御本尊と仰ぐ主流派だそうだ。 反A組で選挙に立候補し、当選してもやはり大樹の下がよいらしく、A組に入会する人はあとを断たないそうだ。 前回の統一選でも、反A組の市長や市議の支援をうけて、当選したK氏もその一人だ。そして、いまや支持者から 総スカンをくっているという。おかしなはなしだ…
- 埼玉の余話2012.9.7(2012年09月07日)
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おもしろいはなしを聞いた。上田知事が民主党の国会議員として残っていれば、今頃は総理大臣だった。今の野田さんや菅さんなんか、上田知事の足元にも及ばないと。なるほどと思った。野田さんや菅さん、又鳩山さんよりもその見識、力量において上田さんの方が勝っていると小子も思う。しかし、人の運命が、その人の力量や見識を超えるからおもしろい。約10年前、上田さんが国会を辞し、…
- 埼玉の余話2012.8.23(2012年08月23日)
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「近いうちに」とドジョウがドングリに言ったそうだ。ドングリはドジョウが好きだからどうしても信じてしまう。しかし、ドジョウの方が2枚も3枚もしたたかさにおいて上だ。何しろ、都合が悪いとすぐにもぐってしまうのだから。お池にはまったドングリはもうどうすることもできないから大変だ。9月の総裁選とやらでもドングリがドングリでいられるかどうかもあやしいし、ドングリは池の…
- 埼玉の余話2012・8・9(2012年08月09日)
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自民党総裁の谷垣氏。政治的センス通りのファッションが何とも滑稽だ。クールビズを気取っているのだろうが、あの姿で、おぼんの上に料理を運んできたら、まさにチャイニーズレストランの怪しげな副支配人だ。ファッションは人を表す男の武器といってもよい。まして、クールビズの時代は高度なおしゃれセンスが求められることを忘れてはならない。未開の人々が身体の丸見えを隠すためにま…
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