コラム
読み応え満載 クオリティ埼玉の充実のコラム
埼玉の余話
コラム歴40年、埼玉の政治文化を知り尽くした編集長によるスパイシーコラム
新着記事
- 埼玉の余話 2012.3.23(2012年03月23日)
-
春の選抜高校野球。初日にして圧巻があった。石巻工業の主将、阿部翔太君の宣誓だ。 「人は誰でも答えのない悲しみを受け入れることは、苦しくて辛い。しかし、日本が一つになり、その苦難を乗り越えることができれば、その先に必ず大きな幸せが待っていると信じます!感動、勇気、笑顔を全国に届けよう!」 かって、こんな見事な宣誓を聞いた記憶はない。ここには、人生の哲学が…
- 埼玉の余話 2012.3.21(2012年03月21日)
-
東京電力という会社は公益事業だ。公の利益のために存在している意味を、東京電力はすっかり、忘れてしまっているようだし、担当大臣の枝野氏も最初のころは値上げは絶対許さないといきまいていたが、いつのまにかトーンダウン。この枝野氏も公益ということがどのくらいわかっているのだろうか。大臣にしてこんな弱腰だから、東京電力は何とも噓っぽい頭の下げ方をみせながら、中半、強…
- 埼玉の余話 2012.3.9(2012年03月09日)
-
成功する人には必ず運がある。運はだまっていてもついてくる運、あるいは向こうからやってくる運もある。しかし、成功した人の例をみると、そのほとんどが運を呼びよせているといって過言ではない。例えば選挙。前回、まさかの落選を喫したY氏は、厳しい反省の中から、激しい前進の毎日を送っている。見ていると涙ぐましい努力と汗だ。謙虚という言葉も身体にしみついてきたようだ。お…
- 埼玉の余話 2012.2.27(2012年02月27日)
-
民主党の政調会長、前原さんが馬脚をあらわした。「言うだけ番長」と報じてきた新聞社を会見から締めだすそうだ。「人をおとしめるための悪口を書き続けることはペンの暴力だ」との理由から。たったそんなことで。公人は常に批判の矢に耐えていかなければならない宿命にある筈だ。批判を甘受するところに、公人の公人たるゆえんがあることを、この青い政治家、氏はすっかり忘れてしまっ…
- 埼玉の余話 2012.2.15(2012年02月15日)
-
既成の政党や政治家達に、大阪の橋下氏や維新の会を批判する資格はまったくない。何故なら、彼等の体たらくが、橋下氏を時代の寵児にまつりあげてしまったのだ。身を切ろうとしない政治家、覚悟のない政治家、約束を平気で破る政治家等々、彼等の冠となる言葉は全て否定語だ。笑えるのは、橋下氏や維新の会の政権公約に対して具体性にとぼしいと彼等が口をそろえて言っていることだ。な…
- 埼玉の余話 2012.2.6(2012年02月06日)
-
リーダーについて、独裁型とか調整型とかいわれるが、一番大事なことはスタッフの問題だ。すなわち、良きリーダーとは優れたスタッフをそろえる能力があるかないか、このことにつきる。スタッフは何も、リーダー直轄の部下とは限らない。縦系列、横系列とある。有能にして従順な部下の必要性はいうまでもない。しかし、一番求められるのは横系列としてのスタッフだ。いわゆる「参謀」だ…
- 埼玉の余話 2012.2.3(2012年02月03日)
-
議員の歳費――議員の報酬ということだが、この国会議員の報酬は世界でトップだ。何しろ、秘書給与まで含めると一億円を超す。この報酬をもっと下げるべきだと国会で議論がされているというが、何んだか信じられない。 議員達が自分の報酬を本当に下げられるのか。 だから、一方で国家公務員の給与を下げようと、今頃はじめて消費税増税に説得性をもたせようとしているが、これも…
- 埼玉の余話 2012.1.20(2012年01月20日)
-
ダルビッシュ有の大リーグ入りを大喜びで、マスコミが伝えている。テレビは、大はしゃぎだ。何をこんなに騒ぐのか?日本のプロ野球に魅力がないからということだけだ。例えば学者が海外へ行ってしまう。企業も日本を去る。こんなことを喜んでいられるとしたら、日本の行先は寂しすぎはしないか。大相撲には日本の横綱は不在で外国人がどっしりと大手をふるう。把瑠都とかいう大関が優勝…
- 埼玉の余話 2012.1.16(2012年01月16日)
-
たかが年賀状、されど年賀状? 否、年賀状は意味が深い。ある人は手書きの年賀状の文言を見て感激。60の手習いをはじめた。現今は80の手習いというほうが当たっているかもしれないが。言葉の力や文字の力は、人の心を揺るがすほどのものをもっている。この力によって病魔に打ち勝った人もいる。又、言葉に感謝して人間関係をすっかり修復した人もいる。まして新年の言葉は不思議な…
- 埼玉の余話 2012.1.12(2012年01月12日)
-
中條さんといえば、アサヒビールを日本一にした名経営者。齢84才。元気だ。 いまでも、アサヒビールの名誉顧問だが、日本を憂いた著書もかなりある。氏は一貫して戦後の教育の誤りを指摘しつづけている。マッカーサーが占領軍の司令官として変えてしまった。日本の教育は、民主主義という名のもとに人間の在り方という教育の根本をすっかり捨て去った。日本の文化も、伝統も忘れさ…
新着ニュース
- エルメスの跡地はグッチ(2024年11月20日)
- 第31回さいたま太鼓エキスパート2024(2024年11月03日)
- 突然の閉店に驚きの声 スイートバジル(2024年11月19日)
- すぐに遂落した玉木さんの質(2024年11月14日)
特別企画PR