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埼玉の余話
コラム歴40年、埼玉の政治文化を知り尽くした編集長によるスパイシーコラム
新着記事
- 埼玉の余話 2011.10.18(2011年10月18日)
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選挙演説のタブーをしっかりと候補者は知っておくべきだ。相手の年齢、性、生い立ち、学歴等に触れることはしてはならない。昔、“女に何ができるか!”を決まり文句のように叫び続けて落選した大物政治家がいた。所沢の市長選でも、ある有力候補は“自分が一番若い、相手は60歳を過ぎている”とスーパー等で演説していて、高齢者ばかりか一般の人達にも顰蹙をかっている。特に今…
- 埼玉の余話 2011.10.14(2011年10月14日)
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政治家を志すということは何か。当たり前のことだが政治家という立場でこの社会を一歩でも前進させたいということだろう。しかし、昨今の受験戦争に見受けられるように、志望校に受かること、そのことが目的化されてしまって何のために学校で学ぶかという一番大切なことが忘れられてしまっている。ある県議はきっぱりと言った。“私は県議になって様々な勉強会等には入りたくない。私は…
- 埼玉の余話2011.10.1 (2011年10月13日)
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ときがわ町は旧玉川村と旧都幾川村が合併してできた山紫水明のまちだ。温泉も出る。うどんも美味い。観光客も年間90万近く来るという。このまちにユニークな美術館ができる。できるといっても、新築するわけではない。休眠していた保健センターを再利用するものだ。墨の魔術師として有名な書道家金田石城氏が、約2億円~3億円もする氏の書を寄贈して、2階は地元の人達の作品を展示…
- 埼玉の余話 2011.10.11(2011年10月11日)
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焼きつくような真夏が突然去って、秋がやってきた。路地を涼風が通り抜けていく。最高の季節といって過言ではあるまい。この間までビルとビルを通り抜けてはまたやってきて、街が熱風にさらされていた夏はどこへ行ったのだろう。この都会の熱風は、クーラーが発することは誰もが知っているが、いまだにこの解決ができないのは何故だろう。南極の嵐は自然に返す嵐だが、都市の熱風は…
- 埼玉の余話 2011.10.6(2011年10月06日)
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自民党の公認予定者が、宗教の新聞をその地区の県議や市長に売りつけて不評を買っているという。しかも、勧誘をためらうと、脅しに近い態度で接してくるというのだから呆れる。政治の劣化が叫ばれて久しいが、政治家になろうとする人達の見識がかなり低くなっているのも事実だ。見識とは何も論文がしっかりしているとか、経歴がどうだということではない。要は、政治家とは何をするため…
- 埼玉の余話 2011.10.5(2011年10月05日)
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埼玉の清流を蘇らせるために、県は様々な努力をしている。入間川の菅間(すがま)堰(ぜき)を改良して天然のアユが上ってこられるような施策もその一つだ。要は、魚の道が閉ざされていたのを人工の手によって造り変えていこうとするものだ。清流対策は、汚れきった都市河川を浚渫して、川の流れを良好にして悪臭等を取り去ることも一つだが、やはり、アユや様々な淡水魚が住み着き泳ぎ…
- 埼玉の余話 2011.10.03(2011年10月03日)
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・飯能市在住の詩人、町田多加次さんといえば、埼玉県をこえて、中央でもその名は知られている人だ。若いとき、飯能市に身を寄せていた孤高の詩人、蔵原伸二郎に師事した。蔵原伸二郎といえば、熊本の名門の出で、父方は阿蘇神社の直系、母方は北里柴三郎の血を引いていて、詩人、作家、評論家として名を馳せた。「東洋の満月」を第1詩集として第6集「岩魚」も読売文学賞に輝いた。…
- 埼玉の余話 2011.9.30(2011年09月30日)
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・小沢一郎氏の命運も危うくなってきた。事件の内容は必ずしも同じではないが、小沢氏の秘書等の有罪が地裁で決定したからだ。実は小沢氏、本気で総理になることを考えていた。今は定かではない。しかし、約10年前、埼玉県の元県会議員を指名して、在野から“小沢氏を総理に!”という運動を展開しようとしていた。資金も明示されていた。だが、いつの間にかこの運動案は消えた。元…
- 埼玉の余話 2011.9.26(2011年09月26日)
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・ドジョウが大海から帰ってきた。つまり、野田ドジョウ総理が国連という大海を観に行って帰国したということだ。「井の中の蛙大海を知らず」というが、小さな泥田の中でドジョウに大海のことは難しいに違いない。といっても、このドジョウにどうじょう(同情)する面もある。1年に1回は変わってしまう一国の総理。世界の眼も“えっ!野田?”と首をかしげた方が多かったらしい。何しろ…
- 埼玉の余話 2011.9.22(2011年09月22日)
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・東北・関東大震災から、はや半年。歳月は間違いなく過ぎ去っていく。東電幹部は“津波の高さは想定外”といって憚らなかった。しかし、およそ人生は想定外の連続だ。予期せぬことの連続が人の世だ。人は誰しも先のことはわからない。だからこそ刺激があり、ときめきがあり、落胆があるのだ。特に政治の世界は常に想定外のことを考えておくことが基本だ。防災対策、エネルギー対策で肝心…
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