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埼玉の余話
コラム歴40年、埼玉の政治文化を知り尽くした編集長によるスパイシーコラム
新着記事
- 埼玉の余話 2011.9.20(2011年09月20日)
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・意外と知られていないのが、埼玉1区武正氏の立場だ。武正氏は外務副大臣をやった頃は影が薄かったが、今度はちと違う。影は決して濃くないが民主党の財務委員長だ。党高政低で小沢氏に近い興石氏が幹事長になって実権は幹事長が握ることになった。もちろん党の資金も。だが、輿石氏は自分が参議院議員という立場に遠慮があってか、金のことは幹事長代理や財務委員長にお任せという姿勢…
- 埼玉の余話 2011.8.26(2011年08月26日)
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・“疾きこと風の如し”武田信玄は一つの信条としていたようだ。だいたい遅い人に成功者はいない。早い決断はリーダーの必須条件だ。国政に例え落ちても、風の如く動き、火の如く目的に向かっているY氏の存在は貴重だ。当選して何も約束を守れない国会議員が数多いる中で輝いているのは、ひいき目でなく落ちた教訓からの学習能力なのかもしれない。いずれにしても、自民党が一回、野に下…
- 埼玉の余話 2011.8.24(2011年08月24日)
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・毛呂山町の町議選で惨敗を喫してしまったS氏の述懐「俺は先の町長選で何千軒も有権者宅をまわり、くたくたになるまで応援し現町長が当選したのにな・・・」 選挙で敗れたからといって決して人のせいにするようなS氏ではないはずだ。ただ、このような例はよくあって、リーダーの力量や質が問われる問題だ。そういえば、去る統一地方選で前市長の与党議員が敗れた。前市長が息…
- 埼玉の余話 2011.8.22(2011年08月22日)
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・人間の寿命ほどわからぬものはない。たとえば、ガンの末期で余命1年といわれたさいたま市のB氏は、告知以来20年たっても元気そのものだ。もちろん、B氏の気合は半端なものではなく、その気力が告知なぞという人間の技を吹き飛ばしてしまったのかもしれない。こういう例はかなりあって、「バターン死の行進」に九死に一生を得た元米兵は、死の行進の後、マラリヤやデング熱等重病に…
- 埼玉の余話 2011.8.19(2011年08月19日)
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・論客、桜井よしこ女史が産経新聞に堂々と論陣をはった。8月8日の衆議院予算委員会での自民党代議士が追及した菅直人首相の献金問題だ。埼玉県人として注目したいのは、その中で県西部地区の民主党代議士にまつわる疑問だ。氏の政治資金団体に、例の市民の党系の市議17名が申し合わせたように個人献金の上限である150万円を寄付したという。全くもって不可解な話のそれだ。そ…
- 埼玉の余話 2011.8.18(2011年08月18日)
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・政治家ばかりではなく、一個人も生きていく中で大事なことは誠実さだ。たとえば、留守電が入っていたら必ず返事をする。手紙をもらったら返事を出す。出せなかったら、せめて電話で礼を言う。----こんな些事をなぜ守れないのだろうか。絆という言葉が今日ほど叫ばれている時はないが、絆の基は些事な事への心配りにあることを、もっと我々は学ばなければ政治家を批判する資格はない…
- 埼玉の余話 2011.8.17(2011年08月17日)
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・県北に住むB氏は、(元)地方公務員。真面目に務めあげて、環境部長や福祉部長という要職にも就いた。60年で定年を迎え、ある事業に着手。しかし、実業の道は厳しい。安穏とした公務員の生活とは著しい乖離があった。そして1年で廃業した。「人の気持ちが全くわからなくなった。俺は他人の心を善意でしか受け止めなかった。とにかく人間は嫌いだ」が口癖となっていった。挙句の果て…
- 埼玉の余話2011.8.15(2011年08月15日)
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・天才といわれる人には数人ぐらいしか会っていない。この人達は理屈を越えて凄い。凡人の考えの及ばないことを考え、実行している。たとえば、物理や数学といった類の難問も平気で解いて、あとはしゃらっとしている。聞けば、その域に達するまで、そんなに努力した覚えがないという。では何か?生まれつき、もって生まれた才というものがあるのは確かだ。しかし、果たしてそれだけか。や…
- 埼玉の余話 2011.08.12(2011年08月12日)
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・「法人会」といえば、それなりに名の通った団体であるはず。健全な納税者の団体、良き経営者を目指すものの団体が謳い文句となっている。しかし、自分の会社は既に倒産し、新たな経営者が再建したにも係わらず、依然として御自分は法人会にその名を留め、部会の会長となっている。これはどのように理解したらいいのか。その人を知る人の中には「さすが、やり手だ」と皮肉とも評価ともつ…
- 埼玉の余話 2011.8.4(2011年08月04日)
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・知事選が終わって、不可思議な県議たちの言動が目立つ。「県民の20数%しか支持を得られないようでは、上田知事は信任されたとは言えない」等々。待てよ、では自民党や民主党はあれだけ堂々と上田氏を推薦していたのだから、あなたたちも信任されていないということにならないだろうか。政界はまったく無責任の海だ。 ・海といえば、政界深海魚がまたまた勢いを増して小…
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