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埼玉の余話
コラム歴40年、埼玉の政治文化を知り尽くした編集長によるスパイシーコラム
新着記事
- 埼玉の余話 2011.1.4(2011年01月04日)
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・努力、岩をも通すという。盲目の写真展の作品を見て、身が引き締まった。目の見えない人達の写真をどのように想像したらよいのか。人は偉大なるパワーを持っているものだ。受験で失敗したぐらいで嘆いているようでは、愚の骨頂だ。受験なぞ人生の一つの門に過ぎない。立川談志のテレビを2時間半見せつけられて、その血の出るような努力を知った。天才とは努力の天才だ。とにかく…
- 埼玉の余話 2011.1.3(2011年01月03日)
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・岩槻の人形会館の建設が遅れている。ある市民が言う。「人か人形か、どっちなんだ」 確かだ。コンクリートから人へなんぞという甘言はさておき、この時代いくら以前に計画があったからといって、人形の会館が本当に必要なのか。一考も二考も要すると思う。それよりも政治や行政は、岩槻の城下町という観光資源を根本から考えなおして、収入が増加する一大プロジェクトを考えるべ…
- 埼玉の余話 2011.1.2(2011年01月02日)
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・正月の元旦、2日、3日も開店している個人営業の寿司屋がさいたま市にあって評判を呼んでいる。店の親方曰く“近頃は大きなチェーン店が年中無休でやっていて、我々が昔ながらの考えじゃいけないと思ってね” 確かだ。やっていけないとボヤく前に、まず何が大事かを点検するかは大切なことだ。小よく大を制すという言葉は、もう一度みんなでかみ締めるべきだ。世の中、人と同じ…
- 埼玉の余話 2011.1.1(2011年01月01日)
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・新年が明けた。今年の新年も辛年となりそうだ。そこで辛言を一つ。今年は4年に一度の統一地方選だ。国政の選挙がなければ、この地方選は国政を占う重要な選挙だ。民主党は失礼ながら大敗を喫するかもしれない。では、自民党はどうか。果たして大勝をするのか?勝つには勝つだろうが、この党にはどうも一昨年の敗北の反省が無さ過ぎる。一番いえることは、地方の組織の無反省ぶり…
- 埼玉の余話 2010.12.31(2010年12月31日)
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・貞観政要という中国の古典の中に、権力の弊害で意外と知られてないのは、一人のトップの権力悪はもちろんだが、それに勝るとも劣らないのは、部下の小権力者達だというのがある。確かに帝王学も何も知らぬ小者が、一つの権力の座に居座ると始末に終えないものだ。行政で言えば、長の側近になって茶坊主的振る舞いをする者。会社でもオーナーの側近にあって、社員に威圧的態度をと…
- 埼玉の余話 2010.12.30(2010年12月30日)
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・「人を見下したり、ナメたりしちゃいけねえよ」一杯ひっかけた赤ら顔のおやじさんが吐き出すように言っていた。何のことかと聞き耳を立てていると、こういうことだった。さいたま市議を32年間もやろうとする高齢議員が、期を重ねるうちに高慢になり、支持者(このおじさんも支持者だったらしい)の言に聞く耳を持たなくなった。特に自分に利益になりそうな話以外は、鼻も引っ掛…
- 埼玉の余話 2010.12.29(2010年12月29日)
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・さいたま市のある有名中学では、かなりのいじめが蔓延っていて登校できなくなってしまう中学生がでている。父兄までノイローゼになっているという。何故、このいじめ問題が蔓延るのか?荒っぽい言い方を許してもらえば、教師の指導力の無さに尽きる。教師はやはり、普通の仕事ではない。もっとも重大なる使命と責任を持った職業である筈だ。自分達も労働者だと堂々と言い出した頃…
- 埼玉の余話 2010.12.28(2010年12月28日)
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・「一兵卒」と民主党の小沢さんが嘘ぶいた。一兵卒とは、下級の兵隊のことだ。上官の命令通りに従う兵隊だから、もちろん、子分も居ないし文句の一つさえも言えない。一方、政権政党の幹事長といえば、大将や中将のことだ。一兵卒なぞ、会うことも遠くから拝むことすら出来ない存在だ。しかし、この政権政党の大将は、自ら一兵卒に会いに出向き、ものの数分で追い返されてしまう。何…
- 埼玉の余話 2010.12.20(2010年12月20日)
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・三芳町の町長選は新人の林氏が現職を破った。しかも現職は2期目で自民、民主、公明、連合推薦。誰がみても有利なのは現職。何故、現職が敗北したのか?原因はいろいろあるが、注目したいのは政権政党も野党もこぞって応援したのに何故?かなのだ。政党は大いに反省すべきだ。推薦した以上責任をもたなければならないのに、責任を感じないし、安易に現職だから推そうというのでは話…
- 埼玉の余話 2010.12.17(2010年12月17日)
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・遠くは鹿児島。中間は名古屋。近くで草加。住民投票が首長選挙を左右させている。というよりも、住民投票という行為が、日本の民主主義や地方自治、さらには一体、首長とは何かを問うているといった方が適切かもしれない。そもそも議会制民主主義とは、議会そのものを尊ぶというところにその原点がある。議員は市民の代弁者として議会活動を行っていく。一方、首長は大統領制と同じで、…
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