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埼玉の余話
コラム歴40年、埼玉の政治文化を知り尽くした編集長によるスパイシーコラム
新着記事
- 埼玉の余話(2010年10月22日)
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・教育の問題点。というより課題の一つに、おもしろみや深みといった人間能力を育む努力の欠如があげられて久しい。ただ有名校に合格すれば事足れりという風潮は社会の活力を著しく喪失させてしまうのではないだろうか。型にはまった人間だけが構成する社会はどこかに不気味さが漂って、決して健全とはいえないのではないか。そんな背景と教育委員会の役割はどうとらえたら良いのか。有名…
- 埼玉の余話(2010年10月21日)
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・県東の市に81才の超人がいる。小学校5年で中退。その後ありとあらゆる職業に就く。就くといっても、占い師、バナナ売り、行商等々常人のできない転職を重ねた。26才である革新政党の幹部になって、国会で参考人にもなり、16名の国会議員の質問を堂々と受け、翌日、中央紙のトップにその内容が掲載された。その後モスクワをはじめ諸外国をわたり、講演を続けた。驚いたことは…
- 埼玉の余話(2010年10月18日)
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・今期で引退する県議会議員の某氏のことを語れば、何十冊の本ができるほど凄い。この人を観ていれば、学歴なぞという危ういみこしに乗っかってふんぞりかえっている輩の愚かさが鮮明になってくる。こういう人達は心とか、気の交差点を渡ったことがまず少ないのだろう。引退する某氏は学歴のかわりに人間学の大学院博士課程をとびぬけて優秀な成績で卒業はしないが学習中だ。とにかく…
- 埼玉の余話(2010年10月15日)
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・自民党県議団に震度2から3ぐらいの地震が起きている。9月定例会の最終日に防災ヘリ費用の請求条例案なるものを提出しようとしたが、自民党県議団内での合意が得られず取りやめた。異例のことだ。よくわからぬがこの団にはA組(主流派)、B組(非主流派)があって、近頃はB組も勢いをましてきたようだ。来年の統一選で大物が欠けたりしたら自民党も様変わりをするのは間違いな…
- 埼玉の余話(2010年10月13日)
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・地方議会に「動議」という言葉がある。予定外の議題ということで緊急な時に議員から発せられる。特に委員長や議長に議事の運営に稚さがあった時は、「議事進行について!」という動議が発せられ、議長は何よりも優先してその動議を受け、議事の円滑な運営に務めなければならない。しかし、議長も議員も不勉強な方が多いらしく、このルールがかなり無視されていて、多数派の横暴とみ…
- 埼玉の余話(2010年10月07日)
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・インターネットを専門とするある会社のオーナー社長が取締役を解任した。しかもメールで一言「貴兄を解任する」と。解任されたCさんは怒り心頭、ただちに無効を訴えた。それよりも、このメールの一言で人生を台無しにされた怒りと悔しさだ。さらにCさんはオーナーの側近だっただけに、いままでのオーナーの会社に対する背任行為まで暴露。慌てたオーナーはCさんに詫びを入れたが…
- 埼玉の余話(2010年10月05日)
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・金子(善)前国会議員はどうしているのだろう?不思議なことに側近のB氏からの質問だ。自民党の支部長からはずれて、今、金子氏は今後の人生を模索しているという。それにしても官僚のエリートから代議士にまでなって、落ちて、その後の姿がわからなくなっているとは寂しい限りだ。物事は、人、物、金で動くとしたら、そのうちの一つでも欠けたらリーダーは難しい。ただし、人、物、金…
- 埼玉の余話(2010年09月30日)
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・10回連続当選で、大臣を2回も務め、一時は総理大臣候補とまでいわれた民主党の鹿野道彦氏は4年前に落選、涙を飲んだ。しかし、過去を全て反省し、辻立ち、辻説法2,000回を実践、見事今回返り咲いた。そして、農林水産大臣に就任、その手腕が期待されている。人は落ちた時、苦汁を飲んだ時、真の姿がわかる。鹿野氏の反省心と自己分析、組織の見直し策こそ政治家も政治を志…
- 埼玉の余話(2010年09月27日)
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・民主党の健全なる代議士(埼玉選出)が言っている。“弱腰外交で菅内閣の支持率が大幅に下がる”と。そしてさらに“与党になると、どうしても政権にしがみついていたいばっかりにどうも確かな眼力を失ってしまう”。さらにこの良識的な国会議員は付け加えた。”やっぱり新しい党ができないと、果たして日本の政治はどこかへいってしまうな“最近珍しくすっきりした話だった。 …
- 埼玉の余話(2010年09月21日)
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・「民主党が政権をとっても何にもよくならないんで頭にきてさ」カウンター席で中年の経営者らしき男が嘆くことしきり。「しかし、それにしても自民党は何してるんだ一体!」もう怒りに変わっていた。席の主人は政治通だ。「小選挙区制で多数をとってしまうと、負けた政党は何にもできないんですよ。一見、政権交代がすぐできるようでも、現実はむずかしいものなんですよ」まだ客は粘…
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