コラム
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埼玉の余話
コラム歴40年、埼玉の政治文化を知り尽くした編集長によるスパイシーコラム
新着記事
- 即今の人生(2021年12月27日)
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今年も多くの政治家が旅立った。60代で天に昇るのは早すぎる。60代の木下氏、60代の鈴木(聖)氏、70代の野本氏、80代の鈴木氏。心から御宴福を祈りたい。人生はあっという間だ。飯能市の病院で「今しかない」という小冊子を出版しているが、まさに今しかないのだ。禅の言葉に「即今」というのがあるが言い得て妙だ。楽しく即今の人生を送れたら最高だ。さあ、今回も即今の人生…
- 公僕と特権階級(2021年12月06日)
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国会は交通費100万円支給の件も改正しない。議員の身分に関する件は、与野党一致が原則だと言って逃げている。驚いた話だ。 先日の女性の都議会議員の辞職の問題も、議員の身分に関することだからと言って、攻める方も議員も、我々には全くわからない世界の中でなかなか進まなかった。議員という生き物はそんなに守られてなければならないのか。法律の前に生き物のあり方を考え…
- ボス野田聖子氏と行田邦子(2021年11月18日)
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あの行田邦子女史が埼玉に帰ってきたという。丁度もどりカツオのように。カツオは金華山沖から南へもどるのだが、行田さんは逆に北は北でも中部地区の方だ。 何でも、女総理をねらった野田聖子氏がバックにいて、次は来夏の参議院をねらっているという。現職の関口昌一氏にとっては迷惑な話だ。行田さんもそんなにまでして国会に出たいのだろうかと周囲はいぶかしがっている。 …
- 総選挙と親子丼(2021年10月17日)
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19日が公示。調査によると、埼玉の自民公認5名~6名が当落線上だとう。さもありなんと頷ける者もいる。しかし、国会議員をどのように思っているのか。首を傾げたくなる御仁もいる。なめているのだろう。親子鷹は見つからない。親子丼、親子鈍。さらに親子ドンというすごい親子も見つからない。まあ、親子ドンキーというところか。それにつけても二階さんの凋落さは凄まじい。山口県の…
- 古い上着よ さようなら(2021年09月16日)
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自民党が「らしさ」を発揮している。沈みそうになった泥舟をまた立ち直らせ勢いをつくる。保守政治の良さと凄さを見せつけている。保守とはまさに改革なのだ。古さを保守しようと必死になっている長老達は保守ではない。古さを守ろうとする「古守」なのだ。総選挙はすぐそこに待ち構えている。今こそ、発信力、突進力を国民は熱望している。野党は相変わらず、古守政党で現状を打破できる…
- 坂戸市長の男のあげかた(2021年08月21日)
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地方自治は民主主義の学校と言われる。そのまちがどのように治められているか。民主的か非民主的か。そしてこの「まち」同士のコンクールが実ってこそ、国全体も民主的に治められていくというのが、民主国家のシステムだ。一つの街に善政がしかれていれば、他の町村も負けじと競い合うことこそ、住民は幸せ感を味わえる。坂戸市は県西部の10万そこそこのまち。この市長が今、注目されて…
- 渋沢栄一と金メダリスト新井千鶴(2021年07月30日)
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柔道70㎏級で見事、金メダルを射止めたのは新井千鶴選手。我が埼玉県出身だ。高校も県立児玉高校。学業はオール5だったそうだ。もっともこの児玉高校は2年後には魅力ある県立学校づくり、第一期仮称児玉新高として飯能高校と共に生まれ変わる。それはそれとして、児玉地方はお隣の深谷市と深いつながりを持っている。経済圏も政治圏も一緒なのだ。深谷は日本経済の父、渋沢栄一翁の生…
- 泰明さんがやめちゃう(2021年07月07日)
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山口泰明さんが引退する。記者会見もした。とにかく、この人ほど、自民党内での人気の高い人はいない。この人が一声を発すると、皆、静まるという伝説の人だ。埼玉の若手の国会議員も仲人をしてもらっている人が多いのも凄いことだ。といって山口さんは大臣も何もしない。選対委員長ということで目を光らしている。安倍さんも菅さんも麻生さんとも皆仲がいい。こういう大物が一人ぐらいい…
- 小林哲也さんと親子鷹(2021年06月18日)
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小林哲也さんが熊谷市長選の出馬を決断した。哲也さんは県議会の議長までも経験した有能なる現職の人だ。本来、小林哲也先生と呼びたいところだが、私とってはあくまでも哲也さんなのだ。哲也さんの父君は私が尊敬してやまない地方政治家の雄であり、鏡であり、星だった。国を憂い、県を想い、ふるさと熊谷を愛し、その熱情と実力は他の追従を許さなかった。小林先生とはよく飲み、政治、…
- 清水勇人さんという好漢(2021年05月24日)
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投票率28パーセントはしかたないだろう。失礼ながら、はじめから決まっていたような勝負だからだ。自民党も公明党も木の影から顔だけを出して応援していた姿は、清水さんに脱帽したあらわれだ。清水さんは涼しげな男だ。誠が顔ににじみでている。この誠に多くの支持者がはじめの12年前から変わらずついてきた。涼しげだが、芯の強さは半端ではない。自民党の県議時代も決してボス達に…
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