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埼玉の余話
コラム歴40年、埼玉の政治文化を知り尽くした編集長によるスパイシーコラム
新着記事
- 4選をむかえる市長に捧げる言葉(2020年10月01日)
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本年、そして来年4選をむかえる首長が数名いる。特にさいたま市の場合、現役の挑戦者とみられる現職市議の動きが今ひとつ見えてこない。挑戦するのだったらそれなりの理由があるのだろうから堂々と挑めばよい。まして、市議会の場で同志とみられる他者が明確に氏名まで出して発言しているのだからなおさらだ。どうも後味の悪い政治劇だ。アドバルーンをあげるにしても雲に隠れたアドバル…
- 菅候補の事務総長 山口泰明氏の生き方(2020年09月14日)
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10区を本拠地とする実力代議士山口泰明氏の生き方は勉強になると関係者は口を揃えて言う。充分大臣になる資格は整っているのに浮かれない、固辞する。そして地味だが党務の要の役職にしっかりついて大臣をつくる方に回っている。今回も菅総裁候補の事務総長として汗をかく。菅さんは泰明氏の子息の仲人を務めた。安倍さん、麻生さんからの信頼も政界きってのものだ。若い代議士も育てて…
- こうだ邦子さんからの手紙(2020年08月26日)
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毎年、終戦の日が来ると「硫黄島からの手紙」という映画を観ては戦争の悲劇と愚かさを思っては沈んだ気持ちになる。先日、ある飲み屋で酔客が怒りをぶちまけていた。こうだ邦子さんの元支援者だった人のように見受けられた。「冗談じゃない!こうだからいきなり手紙がきて、政治をやっていきたい。ついては会費を払ってもらいたい。なんて、言うんだよ。硫黄島は悲劇だけど、この手紙は人…
- 上田さんのレポート 自ら参議院廃止を訴えるべきだ(2020年08月06日)
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あいかわらず上田さんのレポートは見ごたえある。流石だと思う。しかし、失礼ながらどこか本気度に欠ける。それは上田さんのせいではない。参議院という制度のせいだ。上田さんにはあっていない。こういう時こそ上田さんは先頭に立ち憲法改正の旗手として、参議院廃止を訴えるべきだ。国会はこの大事なことに目をつむりすぎている。日本は一院制が一番いい。税金の無駄遣いだけはやめるべ…
- ツイッターの刃が政治家達におそいかかる(2020年07月11日)
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東京都知事選は小池女史の圧勝だった。他の候補が弱すぎたのは事実だが、小池氏の巧みな情報戦略に、他の候補は歯が立たなかった。少し言いたくはないが、コロナを巧みに利用して露出度がダントツだった。もうそれだけで勝負はあったものだが、SNS、要するにネット戦略でも若い人をひきつけた。アメリカのトランプの人気はガタ落ちだが、彼の強みはツイッター戦術にある。ツイッターは…
- 元県会の三冠王(94歳)がやってきた!(2020年06月26日)
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秋山清翁は94歳。ちょっと昔、県会議長、自民党県連幹事長、自民党県議団団長を誰よりも長くやっていた。人柄に独特の愛嬌があって人気が高かった。さすがの佐久間実さんもこの人を一番苦手としてやがて去った。94歳にしてバリバリの現役実業家でどうみても65歳代にしか見えない。先日、孫の高橋県議の一般質問の応援にやってきた。「興奮するなぁ!」「高橋の奴、少し速いなぁ!」…
- 浅野目県議よ あなたもか!(2020年06月10日)
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県議4期、立憲民主党の浅野目氏が政治活動費を不正に受給していた。本人は全額返還の手続きをしたという。不正をしても返せばよいなら、何をしてもオーケーということになる。それにしても、立憲民主党県議が続けて不祥事を起こすということは、立憲民主の名が泣く。国会では辻元議員がもっともらしく政府を追及している「今の内閣は広告代理店内閣か」と。そういうあなたは数年前、秘書…
- 安倍さんは坂をころげはじめた(2020年05月22日)
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安倍さんは完全に権力の坂をころげはじめている。全ての事は何らかの予兆がある。モリカケ桜は安倍政権の粗雑さと鼻持ちならない傲慢さを露呈した。文句あるか!と権力が開き直ると末期がそこまで近づいている証拠になる。そしてコロナに対する対応の悪さ、一番最初に手掛けたマスクは大金をかけたにもまだ届かない。菅官房長官の「アベノマスクのお陰で市中のマスクの価格が安くなった」…
- 人間は素直で愛嬌が一番!企業における骨肉の争い(2020年05月02日)
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全国的に有名な家具屋さんが埼玉に本社をおいている。現在は一応沈静化しているが、裏はかなりの骨肉の争いを展開しているらしい。筆者は数回、創業者に会って話をしたことがある。やはり創業者だけあって、柔和な姿勢を崩さないが、時々見せる眼光は鋭く、全てのことを悟っているかのような人柄であることは間違いない。一時、マスコミを騒がせた娘さんは頭が切れた。そのうえ美人。学業…
- 坂戸市市長の危機管理能力(2020年04月14日)
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坂戸市の市長選は現役の石川市長が次点者を大きく引き離して3選を果たした。小池知事流に言えば、ワンダフルダブルスコア―だった。前にも述べたが、昨年の水害の危機に石川氏の行動は見事だった。とにかく一軒づつ自らまわり、励まし、慰め、資金援助にもあらゆる方策を使って走った。この地方の政治家の姿に、アンチ石川氏の市民まで感動した。その結果が今回のダブルスコア―。そして…
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