トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話 2010.12.30
コラム …埼玉の余話
・「人を見下したり、ナメたりしちゃいけねえよ」一杯ひっかけた赤ら顔のおやじさんが吐き出すように言っていた。何のことかと聞き耳を立てていると、こういうことだった。さいたま市議を32年間もやろうとする高齢議員が、期を重ねるうちに高慢になり、支持者(このおじさんも支持者だったらしい)の言に聞く耳を持たなくなった。特に自分に利益になりそうな話以外は、鼻も引っ掛けなくなったという。一般の人達が職にも就けないで路頭に迷っている時に、年間1500万以上もとりやがって—–ということだ。なるほど頷ける話だ。議員もせいぜい4期ぐらいが丁度いいのだ。あとは、ほとんど惰性になってしまうのが関の山だ。国会とは違う筈だ。地方議員も3期あたりで生き字引となれない能力では、始めからやるべきではないといって過言ではない。
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