トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話 2011.01.14
コラム …埼玉の余話
・県北の市長K氏の冗句を聞いて、新年早々顔がほころんだ。市長会が終わった後で、県南の市長B氏が“Kさん、この後、出身大学に分かれて、ちょっと懇親会をやりましょう”と言った。それに対してK市長は即座に答えた。“私は大学は出てないよ。だって私の郷土の大実業家、渋沢栄一さんですら大学はでてないからね”この即妙なユーモアをあまり理解できなかったB市長「ああ、渋沢さんは大学でてないんだ」 渋沢翁は、1840年生まれ。もちろん大学があろう筈がない。だが、やがて後、渋沢翁は、商法講習所(現一橋大学)・大倉商業学校(現東京経済大学)の設立に協力した。B市長が、もし大学を出ただけの知識があったら、このくらいのユーモアは解せても良かったのに。
・民主党の党大会はあっけなく終わった。しかも意見は取り上げない趣旨だという。一体、民主党という党名はどこへいったのだろう?意見を取り上げない党大会は独裁国家でないか。まして今回、民主党を批判してやまなかったあの変節の人、与謝野氏が、民主党内閣に入ってくる中で異論が炸裂しなかったら、政党も政治家もあったものではない。あるテレビのコメンテーターは「とにかく与謝野さんはすぐれた政策通です」とエールを送っていた。政策通だけいうなら政治は官僚に任せればよい。政治家は信頼と尊敬とパワーの中で世を動かしていくところに、その存在意義があって、変節という格の低い行動をとるものに、およそ党も日本も任せられる訳がない。
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