トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話 2011.02.08
コラム …埼玉の余話
・県議選に誰が出ようと自由だが、定年でやることがなくなったからとか、事業が成功したから“県議でもやってみるか”と立候補してくる人がそれなりにいる。それはそれで良し。しっかりと自分の経験と見識を、それこそ世のため、人のために発揮すれば良いのだから。しかし、どうにもいただけないのは、自分が職業に就けないからといって、やっと被選挙権を得たような若者が、市議や県議に立候補することだ。就活候補だ。自民か民主かと同時に、全く社会経験をしていない就活候補であるか否かも見定めることが肝心だ。
・あくまで一般論だが、議会人があぐらをかいているのは事実だ。議会風を吹かせながら彼らは生きている。だから、収入が年間2,000万円を超えても、平気でいられるのだろう。非常勤でこんなにいい商売はない。そこで名古屋の河村市長が大ナタをふるって、議会と真っ向からケンカだ。しかし、彼の態度をみていると、パワーとエネルギーは感じるが、議会は二元代表制の一方の権威であることに敬意も何も持たない品格が気になる。要は、この二元代表制をどう時代のニーズに合わせて改革していくかという、かなり高度でハイセンスな手法をしっかりと持ち得ないと、市民感情という危うく浮気な情緒が、今度は矢玉となって、平成の信長に返っていく危惧を覚える。改援隊、清水代表に期待したい。
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