コラム …埼玉の余話
・「筋を通す」と衆議院議員の金子善次郎氏のポスターに書いてある。厚生労働大臣とのツーショットで。金子さんといえば、なんといっても二階氏の信頼が一番厚い人で有名。だとすれば二階氏と一蓮托生の写真を載せたほうが「筋が通っているのになぁ」と、(元)金子氏支持者が言っていた。
・選挙ほど怖いものはない。
二人の候補者のパーティに平気で参加して支持者のふりをするのも大人の技のうちと、浦和区の大物紳士が言っている。「選挙保険」というそうだ。現役の候補者と有力新人にこの保険をかけておくという手だ。候補者は必死だから、その辺のことがわからない。「ありがたい」と誤った感謝で頭を下げる。
・埼玉県議会の民主党に春の嵐が吹いている。自民党が多数だから仕方がないと妥協を重ねている幹部の姿勢にあきれてしまった若手達が、もっと政党としてアイデンティティーをもつべきだということらしい。2年前、民主党に投票した有権者達の想いは期待感だったはずだ。清新というイメージこそ民主党だったのに、これでは幻だーと有権者の批判の声が怒声となって聞こえてくると、ある若手は嘆く。
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