コラム …埼玉の余話
・桶川の市長選は現役の岩崎氏が三期目の当選をはたした。自身の票は前回より400票ふやしたが、対立候補の女性もそれなりに票を伸ばし、それなりの戦いをした。選挙は不思議なもので1対1の戦いだと必ず一方も票を伸ばす。人は神ではないから反対者がいるのは当然。ここで問題になるのは、それだけ戦ったから、自分には多くの支持者がいるのだと錯覚してしまうところだ。いずれにしても選挙ほど恐ろしいものはない。一人の人間を錯覚という罠にはめてしまうのだから。
・桶川の市長の構想はユニークで面白い。旧中仙道沿いの市、例えば上尾、鴻巣、北本等あまりパッとしない。失礼だが。およそ将来が読めないところだが、おっとどっこい、岩崎市長の構想通りにいけば、桶川、北本は県の中核になる。本田エアポート、北里メディカルセンター、圏央道等、さいたま市の後背地であることがプラスして道州制がしかれるときは一番注目される市といっていいかもしれない。というより、そういうことをふまえれば、今、注目される市といった方が適切かも。
・秩父の市長選は大方の予想とは違って、新人の久喜氏圧勝した。現役の栗原氏には市議をはじめとして、経済人たちもこぞって応援?これが曲者なのだ。選挙は市井の人達のものだ。有名人がつくかつかぬかではないことだけは事実だ。選挙はわからないというより、政治家そのものが世の動きや実態を読めないだけだ。
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