トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話 2011.9.20
コラム …埼玉の余話
・意外と知られていないのが、埼玉1区武正氏の立場だ。武正氏は外務副大臣をやった頃は影が薄かったが、今度はちと違う。影は決して濃くないが民主党の財務委員長だ。党高政低で小沢氏に近い興石氏が幹事長になって実権は幹事長が握ることになった。もちろん党の資金も。だが、輿石氏は自分が参議院議員という立場に遠慮があってか、金のことは幹事長代理や財務委員長にお任せという姿勢をとるそうだ。選挙もそう遠くないことを考えると、武正氏の立場はかなり強くなることは間違いあるまい。したがって、1区で敗れた自民の金子(善)氏も極めて微妙な立場となる。それ以前に金子(善)氏は自民党から出馬不可能という問題も抱えており本人の悩みは深い。
・鉢呂さんという人がわずか数日で経済産業相を辞めた。というより辞めざるを得なかった。言葉が鉢呂さんの大臣の命を奪った。鉢呂さんはおやじギャグもダジャレも言わない真面目な人だったとメディアは報じた。おやじギャグという言葉自体、品格に欠けるが、この鉢呂おやじさんがギャグやシャレに通じていたなら、言葉では失敗しなかったはずだ。日本の政治家のウイットの無さ、ギャグの貧しさはそのまま政治の貧困さを表している気がしてならない。
バックナンバー
新着ニュース
- 島耕作、50年目の慶事が台無しに(2024年11月24日)
- 第31回さいたま太鼓エキスパート2024(2024年11月03日)
- 突然の閉店に驚きの声 スイートバジル(2024年11月19日)
- すぐに遂落した玉木さんの質(2024年11月14日)
特別企画PR