トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話 2011.10.03
コラム …埼玉の余話
・飯能市在住の詩人、町田多加次さんといえば、埼玉県をこえて、中央でもその名は知られている人だ。若いとき、飯能市に身を寄せていた孤高の詩人、蔵原伸二郎に師事した。蔵原伸二郎といえば、熊本の名門の出で、父方は阿蘇神社の直系、母方は北里柴三郎の血を引いていて、詩人、作家、評論家として名を馳せた。「東洋の満月」を第1詩集として第6集「岩魚」も読売文学賞に輝いた。
その愛弟子町田多加次氏は、現在、詩の撰者も兼ね、ユニークな評論活動を展開中だ。先日は、ある人の詩を評して“この作品は自分が自分の身の丈にあった生活を快しとし、幸福感に満ちた詩で好感がもてた”というような評価を下していた。妙に身の丈が気にかかった。身の丈以上を望まないと人間のロマンは成り立たないじゃないか。否、その人はその身の丈にあったロマンを描くように人間はできているのかも知れないぞ。だから、自分が何か大きな夢を描けたとしたら、その人はその夢がすなわち身の丈なのかもしれない・・・等々。しかし、現実を直視すると、民主党は全く身の丈を超えてしまっている。身の程をわかっていないということは、これまた人間は錯覚をもった生き物という。まさしく妖なる存在なのかもしれない。
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