トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話 2011.10.18
コラム …埼玉の余話
選挙演説のタブーをしっかりと候補者は知っておくべきだ。相手の年齢、性、生い立ち、学歴等に触れることはしてはならない。昔、“女に何ができるか!”を決まり文句のように叫び続けて落選した大物政治家がいた。所沢の市長選でも、ある有力候補は“自分が一番若い、相手は60歳を過ぎている”とスーパー等で演説していて、高齢者ばかりか一般の人達にも顰蹙をかっている。特に今、60歳、70歳は元気で政治の場では頼もしい存在だ。若くて未熟が政治の場では一番不必要だ。だがなかには天才もいる。高齢の候補が“若造に何が出来るか!”と叫んだら、やはり批判の矢が飛んでくるだろう。表現の仕方がある。“政治の色は青さではない。混ざり合った雑色がいい。深い黄緑がいいんです。“とでも言ったら、それこそ格好いいし、深い人格を思わせる。一方、もし老害のような政治が行われていた時には、”もうフレッシュなブルー、熱烈な赤に政治を変えていこう!“と言ったら、この若き候補者は信頼を得るだろう。言葉は極めて重要だ。言葉は心と思いの結晶ということを忘れてはなるまい。
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