トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話 2011.11.1
コラム …埼玉の余話
誰でも自分の事はそんなに分からないものだ。丁度、自分の後姿は自分では分からないように。その中でも政治家ほど自分の姿が分からない人種はあるまい。先日の所沢市長選でも自分への評価を全く出来なかった人がいた。周りも悪い。側近として直言できない人達がほとんどだ。自己顕示と自信過剰がいつも政治家の世間を見る目と己への判断の目を狂わせているのだから悲しい。前回の総選挙で落選してしまった人の中にも、なぜ自分が失敗したかの自己総括もできず、ひたすら他者を恨んでいる人がいるが愚かしいことだ。まして風のせいにしている人ほど醜いものは無い。不利な風が吹いても乗り切っている人達は数多居るのだ。一つの事態が起きたとき冷静な分析が第一だが、選挙ほど己の力量への大反省が必要なものはない。いま、民主党が駄目だからといって、では自民党は誇るべき何があるのだろうか。相手の失点を当てにしてはならない。あくまで自己だ。政党も政治家も。失敗して後悔をしてはならない。失敗は人生につきものだ。失敗したらとにかく大反省して立ち上がっていくところに人間の真価があるはずだ。
バックナンバー
新着ニュース
- エルメスの跡地はグッチ(2024年11月20日)
- 第31回さいたま太鼓エキスパート2024(2024年11月03日)
- 突然の閉店に驚きの声 スイートバジル(2024年11月19日)
- すぐに遂落した玉木さんの質(2024年11月14日)
特別企画PR