トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話 2012.4.9
コラム …埼玉の余話
案の定、亀井静香氏が動いた。石原都知事や平沼たちあがれ日本の代表等に早速会った。石原氏は「国民新党なんてあったの?代表を解任されたなんて、彼の自業自得だよ」一流の皮肉を放った。小子流に解釈すれば、まず、態度が傲慢だ。次に品格のなさ。やはり、人の上に立つには、それなりの風貌が必要となる。以前、埼玉県にやってきて、某新聞社を「あんたは何新聞だ!くだらないことばかり書きやがって!でていけ」と怒鳴りつけた。その姿を見ていて、“ああ、この人はこれまでだな”と思ったことがあった。だいたい、自分の言葉のはしはしに“ね”を使いすぎる人は、自己主張が強過ぎる傾向がある。これ以上池におちた犬に石を投げるつもりはないが、この人が、先述のようにもう一度這い上がって、親分を解任した不逞の輩に一泡吹かせて欲しいと小子は思っている。そして、もう一人の亀井さん。亀井亜紀子さんは品が良い。先祖は津和町藩の藩主で、明治時代には亀井伯爵家という家柄だ。キレ味もいい。「党首でもない自見さんと連立を組む、民主党の野田さんはおかしい!」と。その通りだ。さらに「政治家は堕落しきっている!」とも訴えた。まさしくこの人は“渇しても盗泉の水は飲まず”を地で行く人なのだろう。あるいは“熱くとも悪木の陰に憩わず”の人かもしれない。女性の政治家が政治家の範を垂れることは、もしかすると、日本の政治に幾許かの光明を見出すと期待するのは間違っているだろうか。
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