トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話 2012.5.11
コラム …埼玉の余話
民主党の小沢氏がまた被告人になった。もういいんじゃない?という感情も率直にいってある。しかし、大方は、先日の判決は無罪といっても無実ではない。限りなく怪しい無罪だから、もう一審やって当然だということらしい。
小沢さんという人は、もう天運に見放された人だという感が深い。どんな人も、天から見切りをつけられたらおしまいだ。女神の微笑をうけられなくなったら、その人の人生は暗くなる一方だ。“人生はその人の性格にある”と喝破したのは芥川龍之介だが、うなずける。性格さえ良ければ救われることって、世の中たくさんある。性格とは直接関係ないが、“腰が低い”“頭が低い”人は、その分救いの手が伸びてくる。ところが、政治の場にいる大抵の人は逆だ。“頭脳が低くて、頭が高い”人がわんさといる。困ることに、自分では頭脳は高いと錯覚をしていることだ。身近な事だが、あるさいたま市議会議員さん。とっても頭脳がよろしくて、実に頭が低くて、ファンが日に日に増えている。エレベーターの中でも、車の中からでも、ひたすら頭を低くして、サービス精神旺盛だ。だから票も情報も、女神の投げキッスまで飛んでくる。さて、小沢さん。この人には、それがない!でも、いまさらだ。なんでもいい、捨て身で世間を“アッ!”といわせることを最後にやるしかない。天国か地獄か。やるしかない!それしかない!
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