コラム …埼玉の余話
・東部地区の市長がバスで研修旅行を企てた時のこと。市長は、お役人の書いた原稿をただただ棒読みをして、挨拶や説明とした。一方で、バスガイドも、原稿の棒読みをしていた。怒った客が、“ガイドが原稿を読んでいるなんて失礼じゃないか。いい加減にしろ”と。ガイドは、きりっとした顔つきで、平然と言い放った。“みなさまの市長様がずっと原稿の棒読みをしているもんですから”これには、全く返す言葉がなかったそうだ。
・つい昨日まで違う畑で汗をかき、立候補の時も、全く政治は素人なので、当選したら一生懸命勉強しますと言って、やっと赤絨毯を踏めたF氏が、舌の根も乾かぬうちにメディアに登場して、知ったかぶりの発言を繰り返し、失笑をかっていた。
メディア時代の政治家の冠をかぶった悲劇と喜劇。損をするのは、税金を払っている国民だ。
・不信の自民党と不安の民主党といわれるが、本県の枝野衆議院が、民主党の党首選に意欲的とか。マスコミも議論は大いにすべき。立つべき人は大いに立つべしとおだてる。しかし、もうそこまで天下分け目の大決戦がきている時。やれ民主主義だ、なんとか青いことを言って、内部で戦うことが本当に得策なのか?わずか結党10年の民主党。建前だけに走る印象を国民に与えたら、天下はとれまい。国民にいたずらな不安感を与えるのは得策ではない。少なくとも、いまは理に走る時ではない。まとまって一丸となっている民主党は、強いぞ怖いぞと国民の前に示すことが第一義だ。
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