トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話2012.7.6
コラム …埼玉の余話
小沢新党を8割の人達が支持していないという。だからどうしたの?と言いたい。昔、自民党を脱党した河野洋平、山口敏夫等は新自由クラブという新党をたちあげた。世論の支持は熱かった。しかし時代の流れの中でうたかたの如く消え去った。10年間、やっともったという感じだった。しかも、初め熱して、その冷えていく速度は速かった。逆に不人気そのものの小沢新党は、逆のコースを歩む可能性だってある筈だ。少なくとも建前はよろしい。反増税、脱原発!世の中のしくみをよくわからない人達はとびついてくるかもしれない。老練な政治家(?)小沢氏はそこをねらっていることだけは確かだ。一方、小沢氏等にでていかれた民主党は何の反省もなく、除名だ、党員資格停止だと力んでいるのが何んとも滑稽だ。自分達は、世間からほとんど政党資格を認められず、除名寸前の泥舟だということに気が付いていないからだ。それにしても、いつの世もユダは居るもので離党届けをだしておきながら、いざという時、どんでん返しの裏切り行為をする者は、人間としても政治家としても最低の輩達だ。こういう人間は断じて許してはならない。又いつも、体制を批判する言動をしながら、その場になると必らず、体制の中に居残る面々。いわゆるいい子ぶって、決して行動をおこせない政治家の仮面をかぶった輩こそ、これ又、許しがたい存在だ。いろいろのことがバレてきた。民主党のエセマニフェスト、どじょうの変化、増税のぞの字をいってなかったくせに、増税に不退転だと。元総理大臣も簡単に党員をストップされたにもかかわらず、恥かしげもなく党にしがみついている醜態。壊しても壊しても、あきらめきれず今度はオリーブの木をつくろうと企てている元党主等々。ネット上では、小沢新党を“できちゃった新党”だと書かれたが、新党ならぬ辛党の方が適切ではないか。しかし、一寸先はわからない。この混迷極まりない時代、“できちゃった”が意外な成果を生むことだって、絶対に無いということは言えないのかもしれないのだ。
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