トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話2013.02.06
コラム …埼玉の余話
2月3日の越生町長選は、既報の通り、新人で前教育長の新井氏が勝った。現職だった田島公子氏はたった1期で散った。失礼ながら田島氏の風評はかんばしくなかった。悪い意味での女性らしさが職員の志気を失わせた。悪い意味での女性らしさという表現はこの際適切でないかもしれない。女であるがゆえの欠点といった方がいいか。とにかく感情的で狭量。政治や行政に対する未熟さ、等々。もちろん田島氏は女らしい純な気持ちで町政の夢を求めていたのかもしれない。しかし、女性の政治家への進出を考えさせられたことだけは事実だ。かつての蓮田の女性市長もおなじようだった。ついこの間の例では、滋賀県の女性知事もわずか1カ月で自分のつくった政党を壊した。埼玉県内でも春日部の土屋品子氏、川越の小宮山泰子氏に政治家としての見識や重厚さはどうも認めがたい。感情的で自己本位的だという声は後を絶たない。残念なことだ。イギリスのサッチャー女史やアメリカのクリントン女史はこれまた男に勝るということは誰しもが認めるだろう。やはり日本が政治的後進国のせいなのだろうか。世論うけを狙って政治的トレーニングをつんでいない女史をある割合で重職につけることは戒めたほうがよい。男が歴史をつくり、女が男をつくるという言葉もかなり真髄をついている気がしてならない。ちなみに越生は梅の名所だ。関東の三大梅林のひとつだ。「桃栗三年、柿八年、柚の馬鹿野郎十八年、梅はすいすい十八年」だそうだ。ようするに、物事は簡単にできるものではない。努力せよということだろう。女性だから有権者に受けるだろうは邪道だ。しっかり裏打ちされた女性よ、出でよ!と声を大にしたい。
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