トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話2013.2.21
コラム …埼玉の余話
自民党主党の埼玉県連。といっても国会議員は入っていない。県議だけの幹部がさいたま市長選に県連幹事長で県議の長沼氏を出馬させることで一致した。ところが、その後の埼玉県議会の自民党県議団の会議では長沼氏の“な”の字もでなかったらしい。そもそも、さいたま市長選は5月、自民党にとってもっとも重要な参議院選は7月。たった2カ月目に天下分け目の参議院選を控えているのだ。どうやら、おおかたの県選出の国会議員はさいたま市長選どころではないという意向が強いらしい。そもそも、現役の清水市長は自民党県議だったし、自ら自民党を敵にまわして当選した訳ではない。相川長期政権打破ということで立ち上がっただけだ。その姿勢に民主党も乗った。みんなの党も乗った。自民党のかなりの人達も応援したから大差で大勝し、清水政権が出来上がったことは自明の理だ。どうも昔から自民党県連は昭和の戦時下の関東軍的な要素があって、少しでも自分達が力をつけるとそれを誇示し、暴走する傾向が多分にあった。今回も、せっかく自民党は総選挙で大勝したのだから、清水氏が反自民党を掲げぬかぎり、政策協定でも結んで、より大きな中味のあるさいたま市政、さいたまのまちづくりに積極的に協力していく方が有権者も拍手をもって迎い入れることは想像するに容易だ。自民党は平家の衰亡の歴史をよくかみしめるべきだ。驕る平家は久しからずだ。又、逆に敗北し、失意人達も久しからずが人生だ。
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