コラム …埼玉の余話
・さいたま市長選で、ある八百屋のご主人は長年支持してきた現職にあきがきて、宗派を変えた。でも義理は義理。集会にも何回か顔を出した。出席者が前回の半分ぐらいしかいない。もっと驚いたのは、あっちに数人、こっちにも数人、”もう支持はしないよ”といっていた仲間がこぞって顔を出しているではないか。目配せだけして、素知らぬ顔をして帰ってきたという。雲の上からは下界の内部までは見えない。恐い話だ。
・何でいつまで錯覚をしているのかわからないが、自分の力量とか、踏むべき道とか、そういうものを自分自身で分からなくなってしまっている候補者がいる。惜しい話だ。やり直しは充分きくのが人生だ。もっと素直に他人の意見を聞いて、富士山の上り口を変えてみれば、遭難にもあわずにすむものを。まだまだ50歳なりたて。腰をすえて再起をはかるべきだと、さいたま市の北の方の人がいっている。
・埼玉7不思議の一つに政党の無反省主義がある。自民党は2年半前の地方統一選の大敗にも何の総括もなかったし、さいたま市長選でもなかった。かたや民主党。代表と幹事長が違った行動をとり続けたにもかかわらず、そのままの沈黙を保っている。有権者に失礼な態度だ。だから政党不信がいつまでたっても続いているのではないか。
そして、来県する応援弁士の国会議員も、この人たちは本当に見識を持って、国会活動を行なっているのかと思うほど、薄っぺらで無責任な人が多すぎると思うのは、小子だけか?
バックナンバー
新着ニュース
- エルメスの跡地はグッチ(2024年11月20日)
- 第31回さいたま太鼓エキスパート2024(2024年11月03日)
- 秋刀魚苦いかしょっぱいか(2024年11月08日)
- 突然の閉店に驚きの声 スイートバジル(2024年11月19日)
- すぐに遂落した玉木さんの質(2024年11月14日)
特別企画PR