トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話2013.4.25
コラム …埼玉の余話
政治家のレベルがこんなにも低いものかとあきれているが、我々有権者が低さの牽引者なのだ。例えば先日の飯能市議会議員選挙が如実に示している。飯能市議会の保守系といわれる大多数の議員は、2年前の県議選にからんで検察へ書類送検されている。多分に怪しい人達だった。しかし、今回の選挙では堂々と出馬して、堂々と当選をはたしている。選ばれたる者は選良と呼ばれる。選良と呼ばれるのは名誉だし、大きな誇りにもなる。しかし、どうやらこの選良という言葉は陳腐な死語になってしまった感がある。国では、国会議員が政党支部や政治団体を使って税金のがれをして、批判の矢を浴びている。さいたま市議会は、さしたる案件でもないのに臨時総会を清水市長に強引にも開かせた。こののるか、そるかの市長選というのに、何という意地の悪さか。自民党は王者のプライドをどこへ脱ぎ捨ててしまったのか。民主党の市議団も情けない。この自民党に対抗する術すら知らない。例え独りでも選良たるものは理不尽に対しては厳として立ち向かうべきだ。選良は消えた。ならばさいたま市長選を期に選良ならぬ千両役者よ、出でよと願っている。
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