トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話2013.5.28
コラム …埼玉の余話
橋下さんという人が、またまた物議を醸している。慰安婦問題だが、ここでは論じない。この人の政治家としての資質を問いたい。政治家はまずその責任の重さを知らなければならない。世間を相手だから、言い訳はきかない。そして、その姿を信じて従ってきている同志や部下は一人の政治家の発言で人生まで変えられてしまうことを自覚しなければならない。そもそも、一つの都市の市長がどうして国政を担っていく政党の党首と兼務できるのか、小子にはまったくわからない。だから、この人は失言をくりかえすということではあるまい。この人の資質はまれにみるデマゴーグというところにあると日頃から思ってきたがそのことはかなりあたっていると自信をもった。慰安婦問題は正論をもって言を投げればすむほど簡単なものではないことぐらい誰だってわかりきっている筈だ。この問題で国益を得ようとしている国だってあるのだから、おして知るべきだ。橋下さんはわかってなさすぎる。詭弁は天才だが、世の中のことは嘘でしか語れない真実もあるということが、まるっきりわかっていないから困るのだ。絶対謝罪しないと言い放っておいて、舌の根も乾かぬうちにすぐ謝罪する。この軽さはおよそリーダーからは程遠くないだろうか。みんなから否定され、みんなの党からは絶縁された。今度は維新の会は威信を失い、人心を失うばんになるだろう。こういうリーダーに錯覚をもって従ってきた人達の行末が哀れで仕方ない。
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