コラム …埼玉の余話
・夏休みももうじき終る。子ども達の過ごし方も千差万別だが、先日、中学生達を募って、「ジュニア・ロー・スクール」という催しが、東京弁護士会館で開かれた。参加者は20名位。生徒のなかには、“僕も弁護士になれるかな”という気持ちになった者もいたという。子ども達の経験は、必ず大人になった時に大きな影響を及ぼす。
子ども議会に参加した中学生が、今では市議会の議長となって活躍をしているところをみると、子ども達には質の高い豊かな経験、体験をさせたいものだ。
・解散風がそろそろ吹いてきて、特に埼玉の自民党の先生方は慌てているようだ。週刊誌でも当落予想が出ていて、だいたい同じ予測結果を出している。自民が圧倒的に弱い。しかし、自民だからという理由だけではないということに気がついていないから困る。後援会活動も、秘書のあり方も、総じてこの人達は怠慢だ。小泉旋風のお陰だったということにも気付いていないのだから。
・残念なことだが、政治家というカテゴリーに入る人達は、人の言に耳を貸さないのが通常のようだ。自説を述べることに力点が置かれすぎてしまっている。しかし、一番始末が悪いのは、聴いたふりをする、善人振りをするといった類だ。埼玉では、特に小泉旋風に乗って、地上を知らない新人またはそれに準ずる人達はよく心することだ。
・そもそも旋風とかハリケーンとか突風は、気象の異常から起きる。地球の病的状態がそうさせるのだ。だとしたら、小泉旋風は国民も国家も病んでいたからだろうか?格差がひどくなった。特に地方の惨状には目に余るものがある。
・ときがわ町がまちおこしの一環として、キノコ栽培に本格的にのりだした。しかも、山林の活用ということで、治山治水と健康ということ。まさに一石二鳥だ。キノコは免疫力を高めることに効能があるのは、古くから知られているが、原木キノコとあって、素晴らしい地産地消ということにもってこいの話だ。県も大いにバックアップをして、全国にブランドキノコとして売り出すべきだ。
バックナンバー
新着ニュース
- エルメスの跡地はグッチ(2024年11月20日)
- 第31回さいたま太鼓エキスパート2024(2024年11月03日)
- 秋刀魚苦いかしょっぱいか(2024年11月08日)
- 突然の閉店に驚きの声 スイートバジル(2024年11月19日)
- すぐに遂落した玉木さんの質(2024年11月14日)
特別企画PR