トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話2013.6.25
コラム …埼玉の余話
都議選は自民、公明の完勝に終った。かつての勝者は見るも無様な惨敗ぶりだった。自民が強いわけではない。野党が弱すぎるだけの話しだ。民主も維新も。これは一体政党なのかいと叫びたくなるほどだらしがなさすぎる。そうだ。社民もだ。二大政党制なんて虚構だ。二大とは二つの大だが、一大一極小ではないか。外国をみて、二大制を夢見たのは、かつての小沢一郎氏達だ。それに迎合した人達は、今どのような想いでいるのだろうか。よく収斂という言葉がつかわれて序々に理想の方向にむかっていくのだそうだが、どうも質の低い楽観に見えて仕方ない。労組と保守とリベラル?の民主党、超保守とその場主義の大阪維新、橋下イズムは落日もはなはだしい。何よりも、大阪市政と国政の両立はありえないから、大阪市の中味は相当ひどいらしい。これまた、橋下氏に迎合した学者や評論家は何を考えているのだろうか。都議選で敗北したら、代表を降りると明言した橋下氏はまたまたその言を翻し、参議院選も戦うそうだ。なめたはなしで、こんなことをやっていたら、ますます二大政党制は虚構の制度になっていってしまうのは自明の理だ。嘘かほんとうか定かではないが日本の民主主義の危機を感じて小泉進次郎の自民党脱党説まで飛び出している始末。終末そのものでないだけ、まだ、ましといえばましだと思うが。
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