トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話2013.6.26
コラム …埼玉の余話
「日本一という港を目指すには引き続き私がやらなければならないという確固たる思いでいっぱいであります」ふじみ野市長、高畑さんの2期目を目指す決意表明だ。高畑さんは4年前、不沈空母といわれた島田前市長に体当たりして、沈めた。勝ったのだ。大方の予想を見事に覆した。島田さんは旧大井町長からふじみ野市長になり、地方の名士として、飛ぶ鳥も落とす勢いだっただけに県内の大きなニュースとなった。そういう意味では、さいたま市長の清水さんと良く似ている。清水さんも巨艦相川氏を退け、世間をアッと言わせた。高畑さんも清水さんも共に50歳をちょっと過ぎた同世代だ。その手法はちがっても一期で驚くほどの実績をあげている。ふじみ野市の財政事情は県下でワーストワン。ひどいものだった。しかし、自らの給与削減を始め、民間の活力の導入、公開事業評価など、行政改革を断行して、県下で中位を越した。いままでまったく進まなかった上福岡駅東口整備もいよいよスタート。市民との交流のタウンミーティングも実にマメに開いて、市民の要望を聴いてきた。リーダーは先見の明と実行力がなければ失格だ。そしてまた、人望がなければ人は協力をしない。GNGも不可欠だ。義理と人情。そして我を捨てて、お陰のゲで生きる。すなわち、Gの人だ。高畑さんは今時、珍しい政治家で、このGNGもしっかり身につけている。秋がくると、選挙という試練がやってくる。高畑丸が雄々しく日本一の港を目指す。船出の時だ。祈る気持ちで勝利の風を送りたい。
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