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コラム …男の珈琲タイム
最近、すぐれた若者達と交流をもっている。
私にとつて若者とは30代、40代の人達だ。
20代は青過ぎる。私と交流をもっている若者達は皆、理想をもっている。しかも地にしっかりと足をついたリアリティに富んだ理想だから嬉しい。
すべて理想は現実的であることによってのみ、その高峰に到達するのだ。
そのうちの一人、岸町勇太君は青山学院をでて、アメリカの公認会計士になった。さらに日本の不動産鑑定士の資格をとり、弁護士や行政書士と共に東京に事務所を開くといって、目を輝かせている35才だ。衒いも気負いもない。嫌味なごうまんさも何もない。学歴や経歴を鼻にかけて、実力に欠ける若者とは一味も二味もちがう。そして離婚という体験もしていて、謙虚に自分が至らなかったからですと、顔を赤らめている。「結婚はまちがった理由でなされ、離婚は正しい理由で離婚するんだよ」と私。「また、いい人があらわれるから。もっと幸せになるよ、きっと!」私は不思議な自信をもって言った。彼は至極、納得したようだ。11月は楽しく飲むことを約した。
情無い政治家や政党をみるたびに、私と交流している若者達がいる限り、日本に未来はあると、私はひとり、ほくそ笑んでいる。
(鹿島修太)
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