トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話2013.10.10
コラム …埼玉の余話
県議会や市議会に於ける野党の存在とは何か、ということを考えさせられている。地方議会に於ける与党、野党というしきりは、理論的にはありえない。地方議会は荒っぽい表現をすれば大統領制のもとにおける議会だからだ。即ち、建て前から言ったら、是々非々の立場をそれぞれがとるのだが、現実には多数を持っている政党や会派が指導権をにぎって、結果において与党的になることが多い。問題は少数のために野党的になっている会派のことになる。例えば、県議会に於ける民主党をはじめとした会派は多数の前に無力に近い存在となっている。議員報酬の引き下げについても、少数は少数なりのあらゆる策を練って引き下げのための努力をすべきところ、多数会派に、パフォーマンスと決められて、敗北。うがった見方をすれば、どうせ、引き下げ案を出しても多数派は反対する。結果、自分達も報酬は無事になる。そんな読みをしているのかと誤解されかねない。どうしても報酬を下げたかったら、街頭運動も含めて、多くの県民に訴えていく運動を積極的に展開すべきだ。さらに、その報酬は供託して、受け取るべきではない。そしたら、多数派も折れてくるに違いない。どうも野党は腑に落ちないのだ。戦いは足元をみられたら敗けだ。心して戦って欲しい。
バックナンバー
新着ニュース
- エルメスの跡地はグッチ(2024年11月20日)
- 第31回さいたま太鼓エキスパート2024(2024年11月03日)
- 秋刀魚苦いかしょっぱいか(2024年11月08日)
- 突然の閉店に驚きの声 スイートバジル(2024年11月19日)
- すぐに遂落した玉木さんの質(2024年11月14日)
特別企画PR