トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話2014.5.5
コラム …埼玉の余話
衆議院の選挙制度のあり方も、参議院の存在そのものの在り方も主権者たる国民は真剣に考え、勉強する時にきていると思うが、参議院議員という役職も結構大変だ。どこかに選挙があるとかけつけなければならない。少なくともかけつけるふりをしなければならない。例えば一方の候補者には第一秘書、地方の候補者には第二秘書という具合に。そしてあげくのはては両候補からひんしゅくをかってしまう場合が多いのだ。
政治家があてにされず、馬鹿にされるのもこういう選挙の応援をしているから当然なのかもしれない。しかし、政治家にも尊厳はある筈だ。信用を得るということは尊厳を保つことにも通じるのだから。やはりとるべき態度はしっかりと保つべきだ。あの参議院議員は身体を張っていると信じられれば、必ず次の自分の選挙に還っていくものだ。軽薄で薄汚い姿をさらけだすべきではない。しかも、出陣式や当選祝いにもっともらしい顔をしてやってくるものだから恥ずかしい限りだ。しかし、彼らの多くはそれが大人の所業だと信じているらしい。
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