トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話2014.9.25 「情けというトロッコ」
コラム …埼玉の余話
みんなの党の内紛はかなり根が深い。渡辺喜美氏の「みんなの党、与党論」は彼の哲学であり信念だからだ。
しかしみんなの党現執行部は野党の結集を唱えていてまとまる訳がない。そもそもみんなの党はみんなではなくて渡辺の党である筈だ。だが渡辺氏は気の毒にみんなからそっぽをむかれて皮肉なことに渡辺個人商店そのものになった。この商店主は少し行儀が悪くて金銭のトラブルで信用をなくした。そもそも渡辺氏は人と人との情けを結げていくことが苦手で、人の頭をなぜられないし、いつも自分が一番という人だから番頭の江田氏まで失った。
いまさら説くまでもないが、政治家は情けというトロッコをしっかりとつないでいく機関車でなければならない。そんな基本を忘れて人の上に立とうと思う事自体、不遜だ。
さらに、生きていく最低のマナーだけは身につけておくべきだ。
感謝の礼を言えない人に、何で人がついていく筈がない。
地方の政治も乱れきっているが、この基本的なマナーを欠落してしまった無礼きわまりない人たちが、選挙や、資金集めの時だけ必要以上に頭を下げる品格のなさと卑しさが今日ほど目立っている時はないといって過言ではあるまい。
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