トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話2014.12.3「選対本部」
コラム …埼玉の余話
この冬ざれの時に選挙がはじまった。勝つか負けるかだけが選挙だ。
勝つためにはまず候補者のイメージと人間的魅力が必須だ。
県会議員が何人味方についたか、市議会議員が何人ついたかは参考にはなるが決め手にはならない。とにかく、それ等をしのぐパワーが一番大事だ。そして参謀本部、選対本部だ。参謀は時代を読み、情況を適確につかめる能力がなければ失格だ。
常に候補者と側近として知恵と信望の厚い者がはじめて参謀と呼ばれる資格者となる。やれ県会だ、やれ市会だと議員がやたらと威張り、しきる選対はかえって無い方が良い。とにかく、戦略と戦術をしっかりくめる有能の士でなければならない。19世紀、プロイセン王国の軍事組織、プロイセン参謀本部は、いまだにその歴史と実績、現代における実用性をもっている。「臨機応変」は不朽の作戦だ。とにかく候補者のためにのみ自分達が存在すると強い認識をもち、有能の士の存在のみがはじめて、選対本部といわれることを心して戦うべきだ。
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