トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話2015.1.8 「カラオケ大会と地方政財界人達」
コラム …埼玉の余話
埼玉の政財界人カラオケ大会を観ると、その人の個性が如実に表れておもしろい。
一言でいって、経済人のほうが味があって、愉快だ。政治家といわれる人達は総じて無味。何故だろう。そしてどうでもいいことだがうまくない。
政治家に求められるものは魅力だ。それが人望に繋がっていく。カラオケは当然自己顕示欲の発露だから、自分をおもいきって表現した方がよい筈だが、それが著しくとぼしいのは何故だろう。
地方政治の衰退ぶりは号泣議員をみても、はなはだしいものがある。もちろん十人十色だが、まず資質に欠ける者が多過ぎる。
何のために政治家になりたいのかと正直に自己にただしてみることだ。使命感にもとずき、政治を天職として考えている者は少数の筈だ。他の職業ではやっていけないと平気で嘆いている地方議員や首長がかなりいるのが寂しい事実であり現実だ。使命感に欠ける人達は魅力にとぼしい人達だ。選挙で当選すれば、使命も、人道も、義理も人情も忘れてしまう人達で地方の政治はきしみはじめている。人財は経済界へいってしまって、地方の政治はあまりにも、人財、人材がとぼしすぎて人災にまでいってしまいそうだ。
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