コラム …埼玉の余話
・民主党が強いのではない。自民党が旧態依然の古い頭で政治や選挙を考えているからだ。風でも何でもない。地殻変動であり、存在価値がうすれている自民党と、怪しいが少なくともこっちの方が少しましの民主党の戦いなのだ。
・現役の自民党候補者の大半は、女性や若者に、はじめから目をむけようとしない。やれ後援会だ、とかいって、おんぶしている姿はすでに亡霊のようなものだ。
後援会を改めていく努力、固めると同時に外へ向かっていくエネルギーのある組織を、誰もつくろうとしていないおろかさが目立って腹立たしい限りだ。
・自民党にとって、悪いのはというより敵は民主党ではない筈だ。
自己反省できない己自身にあることに何故、気が付かないのだろう。
頭が高いのとは頭の下げ方ではない。心の謙虚さのことではないか。
・それにしても民主党の弁士、埼玉選出の人達の演説はどうしたのだろうか。弁論の基本が全くできていない。訴えることは、政策を述べることではない。人の心にしみこんでいく情味と人間味の弁説を何故できないのだろうか。
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