コラム …埼玉の余話
・さいたま市のA氏は、昨年退職した。30名くらいの部下の長でかなり現役時代は、はぶりをきかせていた。しかし、彼には彼なりの悩みがあった。奥さんとの不仲だった。めでたく退職したAさんは、ここで大きく羽をのばそうとした。といっても、女性への巧みな接近。2~3人の飲み友達ができたが、そのうちの一人に熱を入れた。グッドタイミングだった。相手も60を過ぎていて、男性を探し求めていたのだという。しかし、最初の数ヶ月は仲良くいったが、女性の熱のあげ方がすさまじく、Aさんはタジタジ。遂には、別れようとしたが、女性がどうにも止まらない。そのしつこさに、Aさんはギブアップ。体調まで崩してしまって医者通い。中高年の皆さん!くれぐれもご用心。相手を間違ったら、恋の道も地獄へいくだけだ。
・解散があるのかないのか、野党の解散ねだりが哀れなようにも見えるが、これだけは首相だけの権限で、どうにもならない。されど、マスコミにあおられた形で、解散風にのった候補者たちは街頭で必死のアピール。そのアピールの仕方が何ともいただけない。応援の弁士は、原稿を棒読み。候補者たちは、有権者に語りかけることもせず、自分の言い分だけを言っている。もう少し話し家の話術もみっちり勉強したらどうだろうか。話しかけるということと、自分で何かを言っているとでは大きな違いがある筈だ。
・10月19日に入間市長の選挙結果が出ると、いろいろな動きが出てきそうだ。現職の木下氏は76歳。5期への挑戦。来年の川越市長選、さいたま市長選、期は違うが、川口の市長選まで大きな影響が出てくるのは必至。それにしても、入間の市長選は争点が政策上ではなく、政党が総選挙を意識して前哨戦を展開。有権者はかなりしらけている。
・戦後3番目の金融危機の中で、経営者たちの言葉は、全く元気を失っているが、世の中面白いもので、先月閉店したさいたまの寿司屋さんが、今度は板前さんたちが団結して彼らで再出発を近々にするという。消沈と元気。全て暗い話ばかりでは決してないのが世間というものだ。
・埼玉県議会の9月定例会が終った。新聞には載らないが、水面下ではいろいろな動きがあるらしい。うわさによると、自民党県議団にはA組、B組というものがあるらしい。主流、反主流の別名らしいが、それこそ、元気を出して戦って欲しいものだ。戦いもせずに、不満分子の集団としてのみ存在するのだったら、県民は迷惑だ。民主党も然り。まして、これから政界再編が現実味を帯びてくるのだから、堂々と主張し、志の合う者で県政の発展の為に大胆に行動すべきと思うが。
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