コラム …埼玉の余話
・総選挙の余波がまだ続いている。埼玉自民党の重鎮のA氏は落ちたにもかかわらず、B級官僚をあたかも部下の如く連れ歩き、懐かしき国会周辺で飲んでいるという。一緒に連れて行かれた県議M氏が言った。「もうタダの人なのに、反省も何もしないで、これじゃ又、駄目は決まったようなものだ」と。
・政治家は負けたらタダの人だと言うが、タダ以下だ。権力の高みから滑り落ちるのだから。並の人の立場よりその分低くなる。そのことがわかっている人は立ち上がることも可能なのだ。楽天家と能天気とは違う筈だ。能天気の人は浮かぶ瀬もなかなか見つからないのが世の常だ。
・落選したものは訴えないで欲しい。何も主張しないで、世の嵐の前に黙って頭を下げ続けるべきだ。“痛み”を知る姿勢とはそういうことをいうのではないか。人生は巡礼だ。
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