コラム …埼玉の余話
・5月のさいたま市長選の後記。女性候補は「私が必ず勝つ!」と言って国会議員や県議、市長達を口説きまくった。勝つという信念は良しとするが、自己を分析できないところに多くの悲劇と喜劇が起きるのは歴史の常。このような過ちを繰り返さない為には良質な参謀の存在が絶対的に必要だが、先生と呼ばれる人は皆、錯覚をもってしまう。「俺が一番偉いんだ」と。
・5月のさいたま市長選の現職も同じような傾向があったのではないか。まさに裸の王様だ。悪い事は誰も言わない。おだてることが側近の術となる。こうなったら最悪だ。本当に親分のことを思う子分だったら、首になろうとも進言するべきだが、親分、子分、トップと秘書では、それができない。だから参謀役が必須の存在となる。参謀をみつけようとしないトップやリーダーには、もはや、その資格すらないのではないか。
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