コラム …埼玉の余話
・いやしくも県会議員や町長になろうとする人は、利権を前面に出す言動は絶対に慎むべきだ。選挙で公然の「・・・・・企業を誘致します。私たちはその企業とかなり突っこんで話し合ってきました」頭の中が真っ白になってしまう演説を白岡町で聴かされた。
いったい、この人たちのセンスって何?ベネディクトの「菊と刀」という名著を読めば、日本人の美徳の一つは恥じらいにあると書かれていたのが、妙になつかしい。
・民主党の国会議員が白岡で滔々と弁じた。今の社会情勢だ。しかし、推薦している候補者のことにはほとんどふれなかった。
可哀相なのは候補者だ。もちろん、この代議士先生、候補者のことも白岡のことも何の知識もなかったのだろう。結局は党勢の拡大のために来たのだろうに。でも可哀相なのはいったいどちらなのだろうかという疑問もある。
可哀相なのは候補者だ。もちろん、この代議士先生、候補者のことも白岡のことも何の知識もなかったのだろう。結局は党勢の拡大のために来たのだろうに。でも可哀相なのはいったいどちらなのだろうかという疑問もある。
・人と人との関わりこそが住民自治だ。
温もりのない社会は闇だ。血の通っていない民主主義などない方が良い。政党は理屈や理念を言うまえに、人間の深い悲しみをもっと勉強すべきだ。自分達はいつも温もりの中にいるから知らず知らずのうちに社会音痴になってしまうのだ。白岡の教訓だ。
・麻生首相の漢字の読み違いは笑えない。
一国の帝相が、自国の言葉を誤ちがっているようでは世界の恥だ。まさにそれこそ未曾有のことだといっても過言ではない。しかし、県会の先生にも、全く字が不得意な人もいたし、平気で「一期一会」を「いっきにいっかい」と臆面もなく言っていた人もいた。この人達に教養の有無をきいても、「“ゆうむ”って何だ」と答えるに違いない。
・選挙で「私は上田知事とは深い関係にあって、かねてからの友人です」とあまりいわないほうが良い。
いまの県会議員で上田知事とかねてからの友人は皆無に近いのだから、知事にとっては迷惑な話にちがいない。
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