コラム …埼玉の余話
・参議院選に公明党出馬が確実となって、自民候補がかなりあわてている。しかし、民主は二人出馬で、もっと苦しくなりそうだ。民主党のある候補は、代議士が仕切ってしまって、個人で会いたい人にも会えないのだという。何か、民主党も右へならえで、小沢さんの悪いところを見習っていて、これでは勝敗もおぼつかないと、支持者達の嘆きが耳に伝わってくる。
・みんなの党の支持者が増え続けているようだ。マスコミの調査によると民主・自民についで第3位の人気だ。党首の渡辺氏は参議院選で必ず大躍進すると大見得を切っている。そうなると、これまた、埼玉の様子も変わってくる。何しろ、昨年の五月のさいたま市長選で、渡辺氏の清水勇人氏への応援ぶりはひときわ目立っていたからだ。
・民主党は、情と情を結んでいく選挙が、著しく下手だ。だから、小沢さんの存在があるのだろう。しかし、所詮、選挙は人間の心をどのように惹きつけるかだ。だとしたら、いかにも威張った一国会議員が、“俺を通さなければ、誰にも会うな”なんて言っているようでは、どうにも困ったものだ。まず、万人に“どうかよろしく”が基本だ。
・ある選挙通が言っていた。“選挙の時に有権者に手を上げて挨拶するのは、頭が足りない奴だよ。だって、有権者は神様なんだから。神様に手を上げる奴がいるかい?”と。かなり説得力がある言葉ではないか。
・先の選挙で敗れた前国会議員が朝早くから駅に立っていた。立つのはいいが、眠そうで、眠そうであくびまでしていた。こんなんじゃ立たないほうがいい。むしろ、一軒一軒尋ねて、おわび行脚の方がいい。腰を低く、頭を低く、“ごめんなさい。私の不徳で・・・”こんな言葉と心が一番相手の心に響くものだ。
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