コラム …埼玉の余話
・孤独死にはいろいろあって親類縁者が居ても諸般の事情から、独りになり、人知れず死んでいくものと、全く親類縁者も無く、亡くなっていくのを無縁死というらしい。その数3万人を超すという。一体、埼玉の事情はどうなのだろう。子供手当なぞというバラマキよりも、こんな深刻な社会的問題に政治はどんな手当をするというのだろうか。
・家族との絆、会社とのつながりをなくした無縁社会の住人が、これからますます増えていくのは確実だ。生涯未婚者の問題にも政治はもっと手を差しのべるべきだ。何故なら、経済的に苦しいから結婚できないとの理由が最も多いからだ。清流対等も良いが、埼玉の社会に温かい心の流れを作ることこそ急務だ。
・記者会見という形式はだんだん古臭くなってきている。もし、この形式にこだわるならすべての書き手に開放すべきだ。それよりも、メディアにあるものは公式的なものよりも、もっと深く本当の事情を世に伝えていくところに責務を感ずるべきだ。新しい時代は、政権交代でも何でもない。メディアの革命こそが必要なのではないか。小選挙区制や二大政党制なぞ、日本の文化にはなじまないことにもっと多くの国民が気付くべきだ。
・小選挙区制で選ばれたるこつぶの政治家たちに、安心の社会なぞ作れるはずがない。せいぜい次の選挙のための“数の子”に過ぎない。小泉チルドレンや、小沢ガールズに何か期待できるのか?また、埼玉の自民党県議団や、県連は本当に民主党を批判できるだけ民主的なのかどうか。県議中心の県連が、国会議員の公募などという不可思議なことをやっているが、所詮、小選挙区制の国会議員はこの程度の存在なんだよと、あるベテラン県議が言っていた。不幸な話だ。
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