コラム …埼玉の余話
・人事のシーズン。県庁の知事室長も、ここで秋本氏から保健医療部長の石田氏に変わる。このポストは、知事直轄で、知事の懐刀的ポストだけに、いつも人事の注目の的となる。しかし、それだけにこのポストは、下手をすると、次のポストが微妙なものとなる。今度の石田氏は報道長や福祉部長も務めあげてきた人だけに、その手腕が期待されている。
・人事と言えば、先述したが、相川(前)さいたま市長の商工会議所会頭就任説だ。前市長がそういう役職に就くことはそんなに異例なことでもないが、選挙の結果が結果だけに、不信任を受けた人が、今後は経済界の大御所に就くことはどうか。まして、経済人としての活躍は皆無に等しかった人だけに、誰がそんなことを画策したのかと、いぶかしがっている人が多いのは確か。
・埼玉県議会の議長は26日の最終日に決まる。ここへきて、候補の小谷野氏に勢いがあり、鹿川氏はトーンダウンしている気配だ。いずれにしても、知事、議長は車の両輪だけに、それだけの力量と見識のある人が選ばれるべきだが、いつの時代も“べき”と“現実”には乖離があるのは残念だ。
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