コラム …埼玉の余話
・県の特別参与、柿沼トミ子女史問題がまだくすぶっている。特に県庁幹部の中に批判の声が強い。
来年の知事選で、余程、柿沼氏が力を発揮しなければ、この人事が知事の足元をすくう結果になりかねないというのだ。とにかく、リーダーは必要以上に声なき声に耳を傾けるべきだ。
・人事といえば、特別秘書。上田知事が就任以来、副知事は代わっても特別秘書はもう7年ちかくも同じ人だ。しかも、この職、通常の部長の秘書は一人なのに2人も3人も秘書がいるのだから凄い。
すべて何かが起こるときは、人間の嫉妬からだ。どんなに知事や市長が実行力を発揮しても、内部が同じ方向に向かって、志の貫徹を図らなかったら、すべては水泡ときしてしまうことを歴史は口すっぱく教えてくれている。
・権力が長くなると、物事に鈍感となるのが常だ。具体的には、ちょっとした些事をおろそかにする。例えばメディア等を通して入った負の情報に対しても、“そのうちに忘れられるさ”と高をくくる姿勢だ。茶坊主的な存在が必ず居て、権力者にゴマをすり“大丈夫、御心配無用です”とささやく時、権力は衰退期に突入していることを忘れてはならない。
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